【人といると疲れるあなたへ】内気な性格の原因と克服方法
●人と会った後にドッと疲れてしまう
●思ったことを言えない性格に悩んでいる
など、内気な性格で自分らしく人と接することができず対人関係になんらかの悩みを抱えている方もいるでしょう。
「なんでこんなに疲れてしまうのだろう。」「なんでこんなに周りに気を遣ってしまうのだろう、、、」
周りのみんなは思ったことをそのまま口に出して、心から笑い、ストレス発散して楽しんでいるように見えるのに、自分だけは人ごみに疲れきってしまう…こんなことなら家で一人でいた方がよかったとさえ思う…。
このように内気な性格で人といると自分らしく振る舞えないと感じている方も少なくないと思います。
今回は、この内気な性格を克服し、いつでも自分らしくいられるように克服方法をいくつか紹介していきたいと思います。、参考になりましたら幸いです。
内気の原因
内気な人は自分に自信を持てない人が多いようです。自分に自信が持てないと、周りの評価に異常なほど過敏になってしまいます。
無意識のうちに、「周りの人から変だと思われていないかな」「いまの発言失礼じゃなかったかな」など脳が考え事ばかりしてしまうのです。
ですから、人と会った後にはエネルギーを消耗してドッと疲れてしまいます。
自分に自信を持てない原因は人それぞれですが、多くの場合は自分に対しての合格点を高く設定してしまい完璧主義になっている人が多いようです。
完璧主義の人は、今の自分では満足できず、人と会っても〝こんな自分では恥ずかしい〟と感じたり、〝こんな状態ではバカにされてしまうのではないか〟と悪く考えすぎてしまいます。
ネガティブな考えばかりが先行すると、自分らしく振る舞うことがますます困難になってしまうのです。
克服方法
内気な自分の性格を紐解いてみる
もし今、内気な性格で悩んでいるならば、その原因となったものをひとつひとつ解明していくことが必要です。
性格には遺伝とか生まれ持ったものという考えも一部にはありますが、性格を形成する大部分は過去の経験がものを言います。
ですから、内気な性格となった過去のなんらかの経験を探っていきましょう。
人とのコミュニケーションにおいて大きな失敗をしたことや、自分の意見を言ったら誰かに怒られたことなど、なにか引き金になっている出来事があるはずなのです。
自分自身を抑えて周りの人たちに悪く思われないようにとリスク回避をするようになったその原因を見つけ出してください。
少しずつ少しずつ自分の心の奥底に隠れていたトラウマや思いを探し出してあげてください。
鈍感力を身につける
内気な人は特に考えすぎる傾向があります。時に深く考えることは大切なことではありますが、心配しすぎて目の前のことに手がつかないくらいになったことありませんか?
もし普段の生活に支障を感じるくらい考えすぎる癖がある方は、鈍感になるくらいが丁度いいかもしれません。
ふと気になった時に延々と考えて心配しても、大抵の心配事は起きないのです。今まで、〝あんなに心配したのに杞憂だったな〟という経験をしたことありますよね。
なにか事が起きてから対処すればいいので、普段から備えていろいろなことに敏感になることはエネルギーばかりを浪費してしまいます。考えてもなにも解決しないということを改めて心に留めて、少しずつ鈍感力を身につけていきましょう。
自分への合格点を下げる
いつも自分自身に完璧を求めすぎていませんか?「なにかできないことがあると 許せない…」「少しのミスも許さない…」それでは、息がつまってしまいます。
またいつも本来の自分を否定していると、人と会えば今の自分よりよく見せなきゃと無理をしてしまいます。
背伸びしていると考えることも増えますし、発言も気にしなくてはいけなくなります。
自分自身への合格点を下げて、今の自分を丸ごと認めてあげましょう。これまでは100点でないといけないと思っていたならば、70点出来たら良しとするのです。
70点の自分でも認めてあげられるのは自分しかいません。自分で自分にOKを出してあげてください。
勇気を出して、足を踏み出してみる
一番大事なことは、今までとは違うやり方で現実に行動してみることです。例えば、自分に自信が持てなくて思ったことを言えなかったならば、今の自分でも思ったことを言っていいと言い聞かせて現実に行動してみることです。
勇気のいることですが、実践が何よりも心を強くします。それを何度も何度も繰り返していくと今まではできなかったことが当たり前となっていきます。
今までの自分の生き方をとは違う方法で足を踏み出してみましょう。
その時に何よりに大切にしてほしいのは今そのままの自分でOK!ということです。すぐには上手く行かず心が折れそうになるかもしれません。それでも、そんな自分も含めてOKです。それだけは忘れずに、諦めずに新境地を開いていってほしいと思います。
あなたへのおすすめ本
仕事・人間関係・人生が好転する!「内向型の自分を変えたい」と思ったら読む本
終わりに
内気な性格は、悪いことではありません。しかしそれで疲れしてしまうならば、少し考え方を調節するといいかもしれません。
より快適に心地よく生活できるように心より願っております。
※合わせてお読みください。
生きている意味がない、死にたいと思うのはなぜ?罪悪感を消して楽しく生きる方法
人は誰しもが、「こうあるべきだ」「こうでないといけない」というような信念を持っていると思います。
その信念からはみ出したことをしようとすると人は罪悪感を感じます。その罪悪感が邪魔して、自分のやりたいことが思うようにできず生きている意味が無いと感じている人も多いと思います。
〝人生生きていても楽しくない、死んでしまったほうが楽なのに・・・〟と心のどこかに空洞があるような虚無感を感じてしまうのは罪悪感が原因かもしれません。
罪悪感を感じる必要のない場面で必要以上に自分を責めてしまうとストレスが溜まり、暮らしの質まで落ちて生きる気力さえ失ってしまいます。
そこで今回は、自分自身を押さえつけている罪悪感を乗り越えて楽しく生きるための方法を紹介していきたいと思います。
罪悪感の消し方
罪悪感の信念を見つける!
罪悪感を感じている時に、その元となっている信念を見つけます。
例えば、ゆっくり休むことに罪悪感を感じてなかなか休まらないというときに、なぜそう感じてしまうのかをじっくりと考えます。
幼少期に「休む時間があったら勉強しなさい」と両親に言われたことが無意識に自分に染み付いているとか、休む時間は無駄な時間だと自分自身が思い込んでいる、など原因として考えられる信念を見つけ出します。
大抵、過去に言われた言葉や生きてきた環境からの思い込みなどで自分の信念は構築されています。
信念が見つかったら、その信念をこれからも信じるか決める
罪悪感の原因となる信念が見つかったら、その考えをこれからも信じていくのかを決める必要があります。
自分にとって有益な考え方ならば、信じ続けていけばいいのですが、もし自分を苦しめている考え方ならば手放していいのです。
考えを手放すときには、その代わりに自分自身が生きていくことが楽しくなる考え方に書き換えていきます。
今までの思い込みを上書きしていくのです。
新しい考え方に沿って行動する
最後のステップとして、新しい考え方を信じて、現実に行動に移していくことです。
例えば、ゆっくり休んでもいいと思ってもそれまでいつも馬車馬のように働いていた人がゆっくり休むことは容易ではありません。
しかし、難しくてもそれを実際に行動にしてみることか大切です。初めは罪悪感を強く感じてしまうと思います。今までは罪悪感を感じないようにせっせっと働いてきたわけですから、簡単なことではありません。
しかし、ここで罪悪感を乗り越えることができると〝自分の好きなように生きていい〟という感覚を掴めるようになります。
罪悪感を消すために大切なこと
しっかりと睡眠を取り、生活習慣を整えること
睡眠不足など疲れがたまっていると、ネガティブな思考が勝ち、普段に増して罪悪感を感じやすくなります。
まずは、生活習慣を正して冷静に判断できる状態に整えていきましょう。
罪悪感を感じやすい人は、常に脳がフル稼働している状態で、何もしていないのに疲れるという人が多いと思います。
脳の活動は、自分が思っている以上にエネルギーを消費しているので、脳にもしっかりとした休養時間を与えてあげましょう。
自分の気持ちに嘘をつかないこと
自分の気持ちを正直に感じることは最も大切なことです。
自分の気持ちが分からない状態では罪悪感を取ることが難しくなります。
本当の自分の気持ちがわかれば、何が苦しくてどうしたら楽しくなるのかが次第に分かってきます。
ふと感じた感情や感覚を大事にしてください。初めは、都度メモしておくといいと思います。
また、感情や感覚は日々変化するものです。それには正解も不正解もありません。
誰かに何かを言われたとしても、まず第一に自分の気持ちを大切に扱うようにしてください。
リラックスした状態で考えること
緊張感が高まっていると、罪悪感は高まります。自分を責めることの方が慣れているうちは、特にリラックスすることを心がけましょう。
リラックス状態になると考え方は冷静になります。
なるべく危険を感じない場所や環境を選び、自然が好きなら自然の中、暗いところが好きなら暗い場所で、自分自身の体の力が抜けてリラックスできる環境を整えましょう。
そこで、自分の気持ちと向き合うことで心の奥底の思いを知ることができます。
身体が強張っていたり、呼吸が浅くなっていたら、深呼吸して落ち着かせることも有効です。
罪悪感を感じたときに、自分を責めないこと
罪悪感を感じてしまうのは、今までの生き方の癖です。ですから自分を責める必要はありません。むしろ責めてしまうとさらなる深みにはまってしまうのです。
〝今私はいつものパターンで罪悪感を感じている〟ただそんな状態の自分がいると客観視してあげてください。
そして、その罪悪感について冷静に対処してあげればいいのです。
決して罪悪感に飲み込まれないように、自分を責めることだけはやめましょう。
あなたへのオススメ本
がんばっても報われない本当の理由
おわりに
罪悪感を感じてしまうのは、今は仕方のないことです。
罪悪感を消すためには繰り返し自分の気持ちと向き合うことです。
すぐに結果が出るものではないので苦しく感じることもあると思いますが、人の考え方は次第に変わっていくものです。
自分を信じて前に進んでいってください。
『楽しく生きること』を自分で許可してあげてください。罪悪感からは自分から離れていっていいのです。
※合わせてお読みください。
一流は『休み上手』!上手に休めるようになるための5つの方法
突然ですが、あなたは『休むこと』できていますか?
日本人は休むことが下手だなんて言われることがあるように、休むことが上手くできないという方が多いと思います。
休むことは実は働くことよりも大切なことです。
しかし、休むことが上手くできないとオーバーワークになって毎日疲労感が抜けなかったり、場合によっては燃え尽き症候群に陥りうつ病になってしまうこともあります。
反対に、休み上手になれば、仕事上手になり遊び上手にもなるということなのです。
そこで今回は、なかなか休むことができない方が休み上手になるための考え方や方法を紹介していきたいと思います。
休むとはどういうこと?
そもそも〝休む〟とはどういうことか。仕事がない日を「休み」と呼びますが、仕事に行かないことが休むことではありません。
ただ動かずにじっとしていることが休むことでもありません。
〝体にも心にも負荷がかからずにリラックスしストレスを軽減できる状態〟それこそが休むことです。
ですから、人それぞれ休み方は異なるのです。
休み上手になるために試してほしいこと
「休みを満喫するために働く」という考えを持とう!
〝働くために休む〟と思っていると、休みの日に心からリラックスすることが難しくなります。
頑張って働く人は、より楽しく生きたいという考えから頑張るにも関わらず、いつのまにか仕事が人生の目的になってしまっていませんか?そのような考えでいると休むことがさらに難しくなってしまいます。
本来は、休みの日に好きなことをするために労働があるのです。
休みの日でも月曜のことを考えると憂鬱で仕事に備えてゆっくりしないといけないなど、仕事のための休みという位置付けをしている方は、今日からは休みを満喫するために働くんだという位置付けへ変えていきましょう。
休む自分を許そう!
真面目な人は、いつも緊張感を持っていて自分自身を追い込みます。ですから、ストイックで自分に厳しい人は、休むことを受け入れることが難しいのです。
また、真面目な人にとって休むことは〝怖い事〟でもあるのです。
完全でなくても、完璧でなくても、努力し続けていなくても、頑張らなくても、いいのです。
自分で自分を許してあげてください。ありのままの自分も受け入れられると休む自分も受け入れることができるようになります。
すごく勇気のいることだと思いますが、思い切って休み、そんな自分を許してあげましょう。
わくわくすることを考える時間を作ろう!
とりあえず仕事のことは考えず、わくわくすることを考えてみてください。紙に書き出すのも良いでしょう。
まずは、5分から楽しいことを考える時間を敢えて作るようにしましょう。
今までは、「仕事があるから…」と予定や遊びにも制限をしていたと思います。
そういうものを取っ払ってやりたいことや楽しいことわくわくすることを思い浮かべてください。
そして、これからはそのわくわくすることをするために仕事をするのです。
わくわくすることを考えていると、ストレスも軽減されてリラックス効果もあります。また自然とポジティブな気持ちになると思います。
本当の気持ちを押し殺さずに、正直な気持ちを表現してやりたいことを実現させていきましょう。
時間を区切ってスケジュールを立てよう!
休むことを上手に行うために、計画表を作ることをオススメします。
もともと仕事熱心な人は、時間で区切らないと休む間も無く次から次へとタスクをこなしていきます。
休もうとしても仕事が気になり、ちょこちょこメールチェックをしてしまったり、ついついながら仕事をしてしまう方は時間できっちりと区切ることでオンとオフのメリハリをつけることが大事です。
休む時間を確保したスケジュール作りをしてみましょう。
休めば休むほどモチベーションが上がることを知ろう!
仕事の出来る人は休むことが得意です。それは〝しっかり休んだ方が仕事の能率も上がる〟ということを知っているからです。
反対に休めない人は「休んだら仕事が遅れてしまう」「休んだら上手くいかなくなる」
という考えが根底にあるのでやり続けてしまうのです。
しかし本当は休めば休むほどモチベーションは上がります。休むことも仕事のひとつであるのです。
長期的に見ることで、最高のパフォーマンスが出来るように自分の生活スタイルをデザインしていきましょう。
おすすめの本
休む技術
世界のエリートがやっている 最高の休息法
終わりに
休み上手になるための考え方や方法をいくつか紹介しました。
休みは自分を活かしてくれる最高のエネルギー源です。自分に合った最適な休み方を見つけて、よりハッピーな時間を過ごせるように出来ることからぜひ始めてみてください。あなたにとって気持ちのいい快適な日常を過ごせますように。
※合わせてお読みください。
どうしてやりすぎてしまうの?物事を「過度」でなく「適度」に取り組むための方法
仕事でも家事でも趣味でも、適度にやることは楽しい範囲内でやることができます。
しかし、やりすぎたり熱中しすぎたりすると初めは楽しんでやっていたはずなのにストレスを感じるようになったり精神的に苦痛を感じるようになります。
少し休みたいと感じているのに、〝やり始めたことはとことんやらないと気が済まない…〟〝常にタスクをこなしていないと不安でしかたがない…〟という方は「やりすぎ」に陥っているかもしれません。
何事も一生懸命に没頭して取り組むことは素晴らしいことです。しかし、度を超えてしまうとリラックスする時間を持つことができず、体や心の疲れが溜まる一方です。
今、「やりすぎ」てしまうことに悩んでいる方は、ここで一度自分自身の物事への取り組み方を見直してみてはいかがでしょうか?
やりすぎてしまう原因
自分自身に対して自己嫌悪や焦燥感を抱いていると、現状に満足することができず、
〝もっと頑張らないといけない〟
〝もっと必死で取り組まないといけない〟
このような気持ちに駆られてしまいます。
自分自身を責める気持ちが常にあると、その気持ちをかき消すかのように、何かに没頭しようとするのです。
また、この気持ちが厄介で「やりすぎ」を加速させる仕組みになっているのです。
例えば、やりすぎて疲れたときに大抵の人は『休む』という選択をするのですが、このようなタイプの人は、疲れからさらに自己嫌悪に陥り『さらに頑張る』という選択をしてしまうのです。
このような要因から一向に休むことができず、いつもいつも頑張り続けて『やりすぎ』が加速してしまうのです。
やりすぎてしまう人の特徴
●頑張りすぎる人
●真面目な人
●人の目を気にしてしまう人
●自分に自信が持てない人
●将来に不安が強い人
今の自分を認めてもらいたいという思いから、誰よりも努力しようとしてしまいます。また自分自身でも、頑張っていないと不安でいっぱいで、全力で取り組んでいればなんとか気持ちが安定するという方も多いと思います。
だからこそやめたくてもやめられず、負のスパイラルに陥ってしまうのが、この「やりすぎ」の難しさでもあります。
やりすぎてしまうことのデメリット
●忙しくていつも時間がないと感じて疲れている
●物事を適度でやめることができない
●納得が行くまで次のタスクに進めることができない
●やらなきゃという気持ちに追われて夜寝付けない
●趣味として始めたはずなのに、いつのまにか義務化して苦しくなる
これらは極一部で、生活に多くの悪影響があるにも関わらず、自分の生活パターンを変えることは容易ではありません。
やめたいのにやめられなくて諦めかけている方も多いと思います。しかし、『生活をよりよくしたい』『楽しく日々を過ごしたい』という根底の気持ちに対して、矛盾した気持ちを抱えていると思います。
一度自分の気持ちを整理してみて、少しリラックスする練習から始めてみましょう。
やりすぎてしまう時の対処法
「適度」な量や時間で、予定を立てる
何かに取り組む際に、〝出来るだけ頑張ろう!〟〝出来るところまでやろう!〟とすると、なかなか切り上げることができません。
まず、〝今日はここまでやる!〟〝今日は◯時までやったら終わり!〟このように明確な目標を立てて、そこできっちりと区切る練習をしましょう。
やりすぎる人は、やろうと思えばいくらでもやってしまうので自分でゴールを設定してそこでやめることを癖にしていきましょう。
敢えて、頻度を減らす
何事にも完璧に取り組もうとする傾向があるので、『休む』ことや『断る』ことの経験が少ないと思います。
例えば、習い事を始めた時にも絶対に休まずに行くのではなく、〝3回に1回は休んでもいい〟と決めたり、自分がやろうと思った頻度の半分にするなど、意識的に今までのやり方とは違うやり方にしていきましょう。
やりすぎる傾向のある方は、予定を詰め込みすぎてしまうので、『断る』ことも苦手です。しかし、そこは実践を積むことが何よりも近道です。
勇気を出して、自分のストレスにならない範囲で生活をするようにコントロールしていきましょう。
自分の気持ちや生活を振り返ってみる
常にやりすぎていないか、自分の行動パターンを振り返るようにしましょう。
どうしても、相手への気遣いや思い込みから頑張りすぎてしまうことがあると思います。
いきなり全てやめることは難しいので、何がストレスになっていて、どうすると自分が苦しくなるのかを、日々分析することが大切です。
今まで気付かなかった自分自身と向き合うことは簡単ではありませんが、今この生活を見直すいい機会です。
やりすぎストレスから解放されて、自分の気持ちのいい生活を取り入れていきましょう。
あなたへのオススメ本
「やりすぎ」をやめれば全部うまくいく。
終わりに
頑張ることは決して悪いことではありません。しかし、「今の自分の生き方では苦しい」と感じているならば、少しペースを緩めてあげていいと思います。
そして、それをどうか受け入れて許してあげてください。
きっと今までよりも〝生きやすい〟と感じられると思います。
ぜひ、少しずつ出来る範囲で取り組んでみてください。
※合わせてお読みください。
自分を犠牲にしてでも「人によく思われたい」という気持ちを捨てるには?
〝私って周りの人からどう思われているかな、、〟
〝みんなによく思われたいけど、私のこと変に思っていないかな、、〟
人によく思われたくて、いつも他人の気持ちばかり考えてしまって疲れていませんか?
自分を犠牲にしてまでもみんなからよく見られたいという思いで苦しくなっていませんか?
このような悩みを抱えている方は、誰かに認められたいという欲求が強く、自分の気持ちをないがしろにしてしまっている方が多いように感じます。
どれだけ辛くても自分の気持ちを押し殺してでも人によく見られたいとさえ思っている方もいるでしょう。
もちろん他人から誉められたり誰かに感謝されることは心が満たされることでもありますが、必要以上に他人に評価してもらうことに執着してしまうと、異常なほど他人に尽くしてしまったり本望でないことを無理矢理せざるを得なくなります。
その状態では、本来の自分らしさがなくなってしまい心は悲鳴をあげてしまいます。
これを読んでくださっている方の中には、その生活に嫌気がさして悩んでいる方や精神的に参ってしまっている方も多いと思います。
そこで今回は、自分の気持ちを抑えてでも人によく思われたいと考えてしまう時の対処法を紹介したいと思います。
何か参考になりましたら幸いです。
人によく思われたいと考えてしまう時の対処法
「こうあるべき」という考えを手放そう!
視野が狭くなってしまったり、世間体を気にして生きていると、私は〝◯◯であるべき〟という考えから離れることができません。
今の本来の自分の姿ではダメで、こういう自分でないといけないと思うから、無理をしてしまったり周りからどうみられているかばかりが気になってしまうのです。
そのような考え方になった原因も様々で、自分の本来の姿を過去に否定されたのかもしれません。両親から〇〇でないといけないと酷く叱られていたのかもしれません。
もちろんそのような経験やトラウマがあると、ありのままの姿に自信を持てなくなるの無理もありません。
しかし、誰かから言われた言葉や過去の出来事をずっと信じていると苦しみから解放されることが難しくなります。
ですから今日からは、誰かに評価してもらうのではなく自分のことは自分で評価すればいいのです。自分自身に向かって「このままでいいんだよ!」という言葉を意識的に投げかけてあげましょう。自分自身に投げかける言葉の威力は絶大です。
次第に今の自分を好きになることができます。もし今〝〇〇でないといけない〟というような自分自身を縛っている考え方があるのならば、思い切って手放してみてください。
本当の自分でOK!自分以上のものを見せようとしていませんか?
本当の自分というものを、恥ずかしいと思っていませんか?
今病気で人生がうくいかないと感じている方、今仕事が思うようにいかずギリギリの状態で生きている方など、皆それぞれの状況で踏ん張って生きていると思います。そんな自分を受け入れることができていますか?
弱い部分やハンデになっている部分を否定して、このままではダメだと自分を追い詰めたり自分を責めたりしていませんか?
自分の本当の状態を受け入れられないと生きることが苦しく感じます。同時に周りに対して背伸びしてしまったり、見栄を張ってしまったり、自分以上のものを見せよう無理ばかりしてしまいます。
どう見られているかばかりが気になって日々緊張の糸がはっているとストレスは溜まるし、疲れてしまうのは当たり前です。
また、自分で自分自身のことを否定しているので自信を持てないのはもちろん、自分が考えていることややりたいことも分からなくなってしまいます。
まずは、自分の弱さや現段階ではハンデとなっていることを否定するのではなく、容認してあげてください。自分を責める必要は無いのです。
きっと今まで自分自身に対して相当厳しくしていたことに気づくのではないでしょうか?
あなたは、周りの人に対してはとても優しいと思います。それなのにどうして自分にはムチを打ってしまうのですか?
今日からは、他人よりも自分に優しくしてあげませんか?
自分に優しくすることは、わがままでも甘えでも悪いことでもありません。
自分の気持ちに敏感になって正直になろう!
人によく思われたくて、自分の気持ちを邪険に扱っていませんか?
もしかしたらそれにも気付かないくらい、日々周りの人に尽くすことが当たり前になってしまっているかもしれません。
今、〝自分がやりたくないこと〟が分かりますか?やらなくてはならないからとか、やらない自分は許せないから、と本心を無視してやっていることがあるなら、一旦それをやめてみましょう。
もし、何が嫌なのか分からないという方は周りを優先しすぎて自分の気持ちに鈍感になってしまっています。
相手の気持ちばかり考えてしまう時は、敢えて自分の気持ちを考えてみるようにしましょう。自分以外の人の気持ちは、相手に聞く意外には知ることができません。
相手の気持ちを一生懸命想像して、相手のために行動して、自分の気持ちは後回し。これでは心も体も持ちません。
まずは、自分の気持ちを正直に感じて、自分のために行動して、相手の気持ちはその後に考える。順序を変えてみてください。
実は、自分自身を満たしてからでないと、他人を満たすことは難しいのですから。
あなたへのオススメ本
嫌われる勇気ー自己啓発の源流「アドラー」の教え
幸せになる勇気-自己啓発の源流「アドラー」の教えⅡ
おわりに
自分より相手を優先して生きていると、心にポッカリと穴が空いているように感じると思います。
まずは、自分を満足させて自分に尽くすことに取り組むようにしてください。
今のあなたは、そのままでOKなのです。誰かによく思われなくたっていいのです。
何かを隠そうとすることも、何かで飾ろうとすることも全く必要のないことです。
そのままの姿で胸を張って堂々と生きていればいいんです。
そして、何よりも自分を大事に、自分に優しく、自分を一番に。
※合わせてお読みください。
【疲れているのに眠れないあなたへ】不眠の原因と解消方法を紹介
仕事から帰ってきてもうクタクタ…それなのにベッドに入ると目が冴えてしまう。
こんなに疲れているのに何故だか眠れない。次の日朝早いのに…。
気が付くとあっという間に外が明るくなってきて朝がやってきてしまう…。
眠れていないから、当然体の疲れは取れていない…。
こんな毎日にお困りではありませんか?
睡眠次第で1日の体調やモチベーションは大きく変わるものです。スッキリしない1日を過ごすのはかなり辛いことですよね。
寝ようとしているのに眠れない原因は一つではありません。
眠れなくなる原因とその改善方法をいくつか紹介していきたいと思います。今悩んでいる方の参考になりましたら幸いです。
不眠の原因と解消方法
不規則な生活リズム
不規則な生活をしているとどうしても睡眠が浅くなってしまいます。
仕事柄、平日は睡眠時間が短くなってしまい、その睡眠不足を補うために休日は昼過ぎまで寝てしまうというリズムの方も多いのではないでしょうか。
「たくさん寝たはずなのになんとなくだるい。明日から仕事なのに昼過ぎまで寝てしまって眠れない。」という経験をされた方は、体内リズムが狂ってしまっている可能性が高いです。
たくさん寝ているのに眠気が取れない方は休日も出来るだけ平日と同じ時間に起きて、同じ時間に寝るようにしてリズムを一定にすることを心掛けてみましょう。
太陽を浴びていない
人間の身体は、日光を浴びると身体を活動モードにするセロトニンを分泌します。
反対に、太陽が沈み夜になると身体を休息モードするメラトニンが分泌されます。
日中はしっかり太陽光を浴びてメリハリをつけないと、眠るために必要なメラトニンの分泌が不足し、夜になっても眠気を感じません。
〝朝起きたら、太陽光を浴びる〟ということをルーティンに取り入れてみることをオススメします。日中はよりエネルギッシュになり、夜になるとリラックスモードに入ることを体が覚えてくれると自然な睡眠に入ることができるようになるでしょう。
不安や心配事がある
明日の出来事が不安で寝付きが悪くなっていませんか?
不安事があると、神経質な人ほど気にかかり細かいことまで気になり始めてしまいます。すると、体どころか脳も冴えてきてしまいます。
明日は万全で臨みたいというときほど、焦ってしまい眠れなくなるものです。
過度なストレスは、心と身体のバランスを崩してしまいます。考えごとが多すぎると、脳が緊張を高めるホルモンを分泌しまい思考や意識を活性化させてしまいます。
不安になることで明日の結果は変わりません。今は、明日の体のコンディションを整えることだけに集中するようにしましょう。
疲れすぎている
肉体的にも精神的にも疲れすぎていると眠れなくなってしまいます。疲れすぎていると、脳が興奮状態になり疲れや眠気や体の不調を感じににくくなってしまいます。
疲れ過ぎて眠れないことがさらなるストレスとなり一向に体の疲れが取れなくて悪循環になるのです。
あまりにもそのような状態が続くようなら、病院で一度診断を受けることも考えたほうがいいかもしれません。
疲れが溜まり過ぎる前に、こまめに休息を取ることを意識的に行うようにしましょう。
ずっと緊張状態でいる
ストレス社会である現代、仕事や対人関係など常に緊張状態で過ごしている人は多いと思います。緊張している時間が長くなると、身体は硬直して力を抜く方法が分からなくなってしまいます。
また必然的に呼吸も浅くなってしまいます。リラックスできないと、眠れないどころか眠気すら感じなくなってしまうのです。
ベッドに横になっても、体に力が入っているなと感じる方は、深呼吸をして全身の力を緩めて、頭の中も空っぽにしてみましょう。
意識的にリラックス状態になることができるようになると次第にすんなりと眠れるようになるでしょう。
スマホやパソコンの操作をやめられない
寝る直前までスマホやパソコンをチェックしてしまう方は多いのではないでしょうか?
デジタル機器から出るブルーライトは、視神経を通して眠りに重要なメラトニンの分泌を止めてしまいます。
日々の習慣になっていると、辞めることが難しいかもしれませんが、体調を整えるためにも寝る1時間前からスマホやPCには触らないように新しい生活習慣を身につけましょう。
夕飯を食べすぎた
満腹状態でいると、胃の消化活動にエネルギーを必要とします。また消化しきれないほど食べ過ぎて胃に食べ物が残っていると消化不良で不快感が強く、眠れなかったり朝の目覚めも悪く次の日も一日不調が続いてしまいます。
夕飯は腹八分目にするように心掛けましょう。すると、翌日はお腹が空いてスッキリと目覚めることができ、良い循環になります。
アルコールの摂取しすぎ
アルコールはリラックス効果や血行を促す効果がありますが、飲み過ぎると眠りが浅くなります。さらに、大量に飲むことで利尿作用も強くなり何度も夜中に目が覚めてしまうようになります。
またアルコールは依存性も強く、飲まないと眠れないという状態に陥る可能性もあります。依存してしまうと飲む量が増え、良質な睡眠を取ることがさらに困難になるので、アルコールは適量にしましょう。
鼻づまり・口呼吸
口呼吸は、鼻呼吸よりも血液中への酸素供給量が少ないと言われています。血中の酸素量が減少すると、身体が危険を察知して覚醒作用が働き目覚めてしまいます。また血中に酸素が行き渡らないと疲労の回復に役立つ乳酸も減少してしまいます。
普段から鼻づまりで呼吸が速くなりやすい方やいびきをかきやすい方は注意が必要です。
無意識に口が開いてしまっている方は、気付いた時には口を閉じることから始めましょう。
寝るためのルーティンが整っていない
寝る前のルーティンはありますか?
「パジャマを着てストレッチを3分して電気を消す」
など、それぞれ自分が眠りやすい流れを作ることも大切です。
毎日寝る時間がバラバラであったり、部屋着のまま寝てしまったりしていませんか?寝る体勢を整えると身体はそのパターンを覚えてくれます。
自分なりの心地よいルーティンを決めましょう。
寝具が適切でない
枕の高さや、ベッドのマットレスの固さなど、寝具が適切でないと落ち着かずなかなか質の良い睡眠をとることができません。
旅行先のベッドで眠れないという経験をされた方は多くいると思います。しっかりと自分の体に合ったものをチョイスできると目覚めも良好になり肩こりや腰痛などの体の痛みも解消されることでしょう。
リラックスできて癒される、自分の体に合った寝具を揃えましょう。
疲れているのに眠れない方へのオススメ本
トップアスリートが実践 人生が変わる最高の呼吸法
自分の呼吸法について考えたことがありますか?なかなか意識する機会ってありませんよね。しかし疲れている時や疲れているのに眠れない時に自分の呼吸に着目してみると、大抵呼吸が浅くなっていることに気付きます。呼吸一つを意識し改善するだけでも体の変化を多く感じます。呼吸の仕方から呼吸による体への影響、また実戦方法まで分かりやすく目から鱗の一冊です。
終わりに
睡眠は生きる上でもっとも重要なことのひとつです。
1日の活力を蓄えるために必要不可欠な大切な時間でもあります。
眠れないと焦り、さらに眠れなくなるという悪循環になると本当に苦しいですよね。時には諦めも必要かもしれませんが、あまり思い悩まずにできることから日々の生活を改善してみてください。
良質な睡眠と共に快適な人生になることを心より祈っております。
※合わせてお読みください。
生きることに不安しかないあなたに読んでほしいオススメ本5選
生きることへの〝不安〟や〝悩み〟は多かれ少なかれ誰もが感じるものだと思います。
普段から、常に不安を抱えている方もいれば、ふとした瞬間に将来が不安になったり、夜になるとマイナスな思考になるなどいろいろな方がいると思います。
不安を感じることは必ずしも悪いことばかりではなく、成長の糧となるなど人間にとって有意義に働くこともあるのです。
しかし、不安が積もりに積もると心が不安に支配されて精神的に追い詰められてしまいます。
そこで今回は、〝生きることへの不安感が強い時〟や、〝不安でどうしようもない時〟にオススメしたい本をいくつか紹介していこうと思います。不安という感情をうまく扱って生きるための参考になりましたら幸いです。
不安や悩みを解決するヒントをくれるオススメ本5選
悩みにふりまわされてしんどいあなたへ 幸せになるためのいちばんやさしいメンタルトレーニング
アメリカの医療現場で実践されているACT(認知行動療法)について詳しく書かれた書籍です。近年は、日本でも取り入れられてきている精神療法です。
不安や悩みは、無くそうとすればするほど大きくなります。また、自分自身に投げかける言葉一つで人の心は簡単に落ち込み、仮想現実を作り出してしまいます。
このように、不安になりやすい人の思考パターンや自分に課しているルールなど、自分を縛っているものが不安を呼び込んでいることを分かりやすく説いてくれています。
悩みに振り回されて時間を台無しにすることが多い方は、特に心が揺さぶられると思います。
「敏感すぎる自分」を好きになれる本
人の微妙な表情の変化や言葉の言い回しの変化などに非常に敏感で、「自分が怒らせたのでないか…」と心のエネルギーを消耗していませんか。
周りにいる人の機嫌によって気持ちが左右されてしまう人やつい機嫌を取ろうと頑張ってしまう人は、とても感銘を受けると思います。
ストレスの多い現代社会で生きるための具体的な対応策も書かれていて気持ちが弱っている時に勇気を与えてくれる一冊です。
ずっと「イヤ」って言いたかった。“本当の自分”に戻るための5つのステップ
『いつも明るく元気に、自分で何でもやらないといけない!』疲れを感じているのに、責任感が強く毎日頑張り続けている方。
心の奥底で、〝本当は人に頼りたい〟〝もう少しゆっくりしたい〟と思っていませんか?
その本心を大切していいんだ!と気付かせてくれる本です。
何でも「◯◯でいないといけない」という思いが、自分を追い詰めて無理をする生活を導いていたんだなと考えさせられます。
タイトルの通り、本当の自分を取り戻すきっかけになり、人生をより良くするためにもオススメしたい一冊です。
他人の目が気になる人へ 自分らしくのびのび生きるヒント
現代の社会は、SNSなどの発展もあり周りの人に写る自分の姿を気にする人が増えています。
他人の目を気にしてしまう考え方の癖や、その考え方になってしまう原因、そして今後の生き方に変化を起こす実践方法まで分かりやすく記されています。
何度も読み返していると、自分自身の気持ちに変化を感じます。
自分らしく生きたいのに、他人の目を気にしてしまう方の支えになってくれる書籍です。
超ストレス解消法 イライラが一瞬で消える100の科学的メソッド
自分なりのストレス発散法を持っていますか?どうしても日々生活しているとストレスをゼロにすることは不可能です。
爆発する前に、小出しにすることは心の安定を図るためには不可欠なことです。
この書籍には、根拠がしっかりとした納得できるストレス発散法が100個紹介されています。内容が非常に濃く、得られる知識量は莫大です。
今、皆さんそれぞれの悩みを抱えていると思いますが、解決の糸口となるヒントが必ず見つかる珠玉の一冊です。
終わりに
生きることへの不安や悩みに押しつぶされそうなときにオススメしたい本を紹介しました。
どうしても不安になってしまうと苦しくて、さらに自分を思い詰めてしまうと思います。しかし不安になってしまう自分を否定することはせず、落ち着いて向き合ってあげてください。
目の前が今は真っ暗でも、いつか光が見えるときが必ずあります。自分のペースで、諦めずに自分を信じて前に進み続けてください。
あなたなら大丈夫!辛いときに、あなたの助けとなる一冊が見つかりますように…。
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