【自分を持つための4つの方法】流されやすい性格に悩むあなたへ!
周りに合わせることも時には必要ですが、いつも周りに合わせていると自分が何をしたいのか何を考えているのか分からなくなってしまいます。流される生活を続けていると、いつの間にか自分を持てない状態にまでなってしまいます。
今現在、周りに合わせることが苦痛に感じたり、ストレスを感じるようになっている方も多いのではないでしょうか。
そんなあなたに、流されやすい人の特徴と自分を持つために大切な4つの事柄を紹介していきたいと思います。流されやすい性格を見直して自分をしっかりと持てるようになるきっかけになりますように。
周りに流されやすい人の特徴
周りに合わせてしまう
自分のやっていることや考え方に納得したいがために、周りと同じことをして周りの意見に合わせてしまう特徴があります。
このようなタイプの方は、自分だけ意見が違っていたり違う行動をすると間違っていることをしている気がしてしまうのです。
本当は行きたくない飲み会に、みんなも行くから私も行こうと周りに合わせていることありませんか。
「みんながこれをやっているから私もやろう」となんとなく周りに合わせることで正しいことをしているんだという安心感を得ているのです。
誰にも嫌われたくない
前述の「周りに合わせてしまう」もう一つの理由が周りの人から嫌われたくないという思いが強い故だと思われます。
みんなと違うことをしたり、違う意見を言うことを避けたがるのは協調性を大事にする日本人の特徴でもありますが、それを過度に意識しすぎると自分自身を見失ってしまうと同時にモヤモヤしたりストレスを感じてしまいます。
嫌われたくないという思いが強いと、自分の気持ちよりも周りの人の気持ちを優先的に考えてしまうので常に神経を使わなければならなくなり緊張の糸が張ってしまい、相手によって意見をコロコロ変えているうちに自分の本当の意見が分からなくなってしまうのです。
責任転嫁してしまう
自分に自信が持てない人は、自分の考えや意見にも自信が持てません。そこで、周りの意見に合わせたり周りと同じことをしていれば安心できます。
また、万が一何か上手くいかなかった時に、周りに意見を合わせておけば保険がきくので、周りに賛同することで自分一人で決めたことではないんだと責任を分散させようとしてしまうのです。
自分で物事を決断することができない人や優柔不断でなかなか前に進まない方に多いと思います。またこのタイプの方は、一度決めたことにもすぐ迷いが生じたり周りの意見で気持ちがすぐに揺らいでしまいます。
自分を持つための4つの方法
自分がどう“したい”かで決める
「今日私はどうしたいか?」
「今日私はどうしたらいいのか?」
この二つの言葉の違いで、前者は自分を主語にして自分の気持ちを考えています。反面、後者の方は周りの状況や周りの人のことを視野に入れながらどうするべきかどうしたらいい感じになるのかと、周りを優先して考えてしまい自分基準で考えられていません。
自分の気持ちがわかりづらくなっている時や、選択に悩んだ時には自分自身への問い方ひとつでも大きく違うので、気をつけて自問自答してください。
無意識に周りの気持ちや状況を考えすぎていることに気付かされます。第一に自分の気持ちに耳を傾けて、自分の心を感じるようにしてください。
自分で選択をする習慣をつける
上司や友人・家族など周りの人に相談してアドバイスをもらい物事を決めている人は多いと思いますが、流されやすいタイプの人は人の意見を聞くと自分の本来の気持ちが分からなくなってきてしまい、最終判断までもが周りが決めてしまうことが多々あります。
本来ならば、周りからのアドバイスは一つの意見として聞き、自分で最終的に判断しなくてはなりません。
流されやすい人は、一度周りの意見を聞かずにある程度のところまで考えて、どうしても意見が固まらない時だけ周りに相談するようにしてみましょう。
最初から周りに委ねるのではなく、自分で選択する経験を積み重ねることが非常に大切です。
小さな行動を変化させていく
様々な場面で今までの行動パターンを崩して、行動に変化を起こすことが自分をもつための第一歩になります。
例えば、断ることです。流されやすい人は断ることに抵抗を感じる人も多いと思います。しかし、流されやすい人にとっては断ることができるようになるだけでもかなり自分の意思が尊重され大きな変化を感じます。
また、断れないことで無駄にしてきた時間や無理してきたことを一つずつ減らしていくことで自分の意見を貫いたという小さな経験がかなり大きな自信へと繋がっていくのです。
自分を持てない人は、大きな成功体験よりも小さな成功体験の積み重ねがなによりも効果的です。今まではやらなかったことに、勇気を出して少しずつ変化を起こしてみることから始めてください。
孤独感を感じても恐れない
周りに合わせている間は、なんとなく一人じゃないと感じますし、一体感を感じるものです。しかしそれは本当の間柄ではなく、自分の意見を押し殺して周りに同調しているために出来上がっている仲でもあります。
ですから、自分の本当の気持ちを伝えることで多少は確執が生まれたり対立もあるかもしれませんし、それまで感じなかった孤独感を感じることもあると思います。
しかし、周りと合わせて気を遣ったままの馴れ合いのような人間関係を続けるよりも、万が一対立してしまったとしてもお互いが本当の考えを言い合える関係の方が長いスパンで考えたらより良い関係を築くことができますし、自分の意見を言える深い関係性の付き合いを増やした方が心地よくいられます。変化するときは何事にもストレスは付き物です。一時の孤独感を感じても自分を持って目標に対してぶれないように貫くようにしてください。
流されやすい性格に悩んだときにオススメの本
5日間で「自分の考え」をつくる本
タイトルの通り自分の考えを持つことの大切さと実際に自分の考えを作るテクニックが書かれています。
自分で自分の意思を表明して自らの力で環境や周囲を決めていくこと、それにより自己実現へと繋がっていくことを教えてくれました。
周りに合わせて周りに委ねる生き方をしている時に、主体性を持って未来を切り開いていかないといけないということを強く心に刻んでくれた非常に影響を受けた一冊です。
おわりに
自分を持つことは覚悟のいることかもしれませんが、慣れてきたらむしろ心地よく生きやすくなります。自分の気持ちで自分の意思で日々を歩んでいけると、喜びや幸せも自分基準でかみ締めることができるようになります。
周りの反応に一喜一憂したり流されやすい性格に悩んでいる方に、何か一つでもヒントになるものがあったら嬉しいです。
★参考までに。