【自分が嫌いなあなたへ】原因と克服方法を詳しく紹介!
「自分のことを好きになれない」
「自分なんて何をやってもダメな気がする」
「なんで自分ばかり、、、」
こんなふうに落ち込むばかりで、毎晩自己嫌悪していませんか?
もっと出来る自分だったらいいのに、もっと素敵な自分だったらいいのにと、自分を否定してしまい毎日心が満たされず生きづらさを感じいませんか?
そこで今回は、自分嫌いを今日でお別れするために自分を嫌いになってしまう原因から自分を好きになるための方法を紹介していきます。
自分を好きになれない原因
自分に厳しい
ちゃんとしないといけない、しっかりした自分でないと認められないと思っていると、何事にも自分に厳しくなってなかなか自分を受け入れられません。
ちゃんとするとは一体どのような状態なのでしょう。
今の自分はダメでもっといろいろ出来て、もっと素晴らしくて、もっと完璧で、と求める基準を高くしてしまうといつまでたっても満足することは不可能です。
自分を高めるためには確かに素晴らしい考え方ですが、自分を嫌いになるほどに自分に厳しくしてしまっていたら逆効果で自分にとってマイナスに働いてしまっています。
人に嫌われることを恐れている
人はあまり他人のことを気にしていません。しかし自分ことが嫌いな人は、どうしても周りの人も自分を嫌っているんじゃないかと思ってしまいます。
学校や仕事から帰宅してひどいこと言ってしまったかなとか、どう思われているか心配して夜も眠れず一日中気にしていたのに、次の日に何事もなかったなんてことは経験ありませんか?
意外と周りの人は、気に留めていないことがよくあり杞憂で取り越し苦労になることが非常に多いです。
受け取り方がネガティブ思考
他人からのアドバイスやちょっとした一言を聞いて、ネガティブに捉えてしまうことが多いと心は苦しくなります。
言われたことをそのままストレートに受け取ってしまうと、自分のことを理解してくれてないと感じたり嫌われているのかもしれないと感じ、傷付いてしまいます。
皆自分の意見や気持ちを中心に話をしています。すなわち、全て相手を傷付けないように話を進めることは不可能です。
それにも関わらず、人の言葉をそのまま信じたりそのまま解釈しようとすると自分を苦しめる結果になってしまいます。
トラウマを抱えている
過去に誰かから言われたささいな一言や何気無い態度から、心理的にトラウマを抱えている場合があります。それを自覚している場合もありますが、自覚してない場合も多いです。
無意識のなかで、「自分は愛されない人間である」と思い込んでいたり、「自分はダメな人間だからもっと頑張らないといけない」と信じ込んでいることもあります。
そのような思いが根底にあると、頑張っていないと認められないと思って身を削って無理をし続けることが当たり前になってしまいます。
当然その状態では、弱音を吐いたり自分らしく振舞うことは許されないと思っているでしょう。自分らしく振る舞えないことによる精神的ストレスはかなり大きく、ひどい場合うつ病にもなりかねません。
自分より他人を優先してしまう
自分の気持ちや自分の言いたいこと、自分のやりたいことを抑えて我慢していると、心は満たされず「生きていても意味がない」と感じてしまいます。
自分は何のために生きているんだろうと毎日が退屈で理由なく落ち込んだり涙がでてくるという方もいるでしょう。
自分の心の声に従わずに、周りの期待に応えることや周りの気持ちを優先させることに徹していると心のエネルギーはすり減り自分をダメ人間だと感じてしまうのです。
自分を守るため
上記のすべての項目全てが、自分を守るためにやっている場合もあります。
少しでも傷付いたら心が折れてしまいそうで、限界の位置で持ちこたえている人はこれ以上苦しみたくないという思いが強いと思います。
自分には期待値を上げて、他人に対しては期待値を下げることで必死で生き抜いている人もいます。
現状を変えてリスクを抱えるよりも今の苦しみでいた方がマシだと感じて、日々の自分へのダメ出しと戦っているのかもしれません。
自分嫌いを克服する方法
自分と比べる
誰かと比べるのではなく、自分と比べるようにしましょう。自分は自分で他人は他人。
他人と比べるのは実質不可能です。ある一部分が他の人より劣っていたとしてもそれはあなた自身が劣っているわけではありません。
自分の素晴らしい部分は必ず存在するので、自分基準で自分のやりたいようにやりたいペースで動けばいいんです。
他人と比べて自信をつけたり自信をなくしたり、他人を見て優越感に浸ったり嫉妬したり、それでは疲れるばかりで心地よくありません。
前の自分と今の自分はどう変化しどう成長しているのか、自分に集中することが心の安定をもたらしてくれます。
「失敗することが普通で上手くいったらラッキー」という考えで挑戦する
失敗を恐れていると、かなり多くのことに制限がかかってしまいます。慎重になることは時に大切ですが、自分を好きになれない人は大抵保険をかけすぎてきてやりたいことをやれなかったり、挑戦することを避けてしまいがちです。
その保険を少しずつ取り外し、物事を少し気楽に考えるように意識して、何が行動するときも失敗するのは普通で上手くいったらラッキーだという考えで一歩を踏み出す訓練をして新しい行動パターンを身につけましょう。
新しい自分に出会うためには、新しい挑戦や行動が必要不可欠です。
自分の良いところや出来たところを誉める
よく言われていることですが、自分をすきになれないときに自分を誉めることはとても苦痛です。しかし、これは訓練です。嫌でも自分を誉めることを1日1個ずつでも思い浮かべるようにしましょう。
少しやる気が出たら、紙に書き出すことをオススメします。頭で考えるより、書き出した方が実際に他人から誉めてもらった時と同様の効果があるようで、自分自身で誉めて定期的に心を癒してあげましょう。
気恥ずかしいように感じますが、やっていると日常的にダメな部分にばかり注目していた癖が変わってきて、自然に良いところが目に付くようになります。
夢中になれるものを見つける
悩みがあるときや苦しい時には、何かに夢中になることは難しいことでしょう。それ以前に、楽しいことなんてないし好きなことも一つもないという状態かもしれません。確かにそれでは心の休まる時間がありませんよね。
夢中になれるものがあるとそれをやっているだけで心が満たされたり気持ちが開放的になり気持ちが内から外に向き出します。
発散する方法があるのとないのとでは、やはり自分に対しての見方も変わってきます。
今はないという方は、これをやっている時間が楽しいなと心が感じる時間を増やしていきましょう。
小さな行動を積み重ねる
頭で考えている間は、悩みが大きくなりあれもこれもと不安が膨らんでいきます。反対に行動は小さなことでも思った以上の自信を得ることができます。
本当に小さなことからでいいんです。もっと完璧な人間になりたいと思っているのにそんな小さなことが出来たって何の自信にもならないし意味もないと思うかもしれませんが、何より効果的なことが小さな行動で積み重ねた実体験です。
今日のその小さな一つの行動が自分を許すきっかけにもなり、思いもよらない自信を感じ誇らしい気持ちになります。
自分を好きになれないあなたにオススメの本
「自分がきらい」を終わりにする本
精神科医の最上悠先生が書かれた書籍で、とても読みやすいです。難しく押し付けるような堅苦しいものではなく、割と自己啓発本に近いので読み進めやすいと思います。
考え方を調節していくうちに、自然に「自分嫌い」が減って「自分好き」が増えていくという感覚を教えてくれます。
すんなりと腑に落ち、取り掛かりやすいアドバイスばかりなのでぜひ参考にしていただきたい一冊です。
おわりに
自分を嫌いな状態は、色眼鏡で見ているのと同じで自分のことも他人のことも実は勘違いしてしまっている可能性が大いにあります。本当の景色は180℃違うのです。
大嫌いでダメ人間だと思っていた自分が嘘のように感じると思いますし、同様に他者に対しての見方も大きく変わってくると思います。
もし、現在自分のことがどうしても好きになれなくて苦しんでいるのならば、少しずつでも気持ちの良い日々を過ごし、自分を好きになってほしいと思います。
好きになるのもいきなり100%の完璧を求めてはいけません。嫌いを一つ減らし、好きを一つ増やす。その繰り返しがいつの間にか『自分が大好きだ!!』と心から思える日に変わっていますように。
★参考までに