~生きることが辛いと思ったらチャンス、頑張るのやめよ!!~

普通の高校生がうつ病になった。うつ病に隠されていたメッセージとは....

【うつ病が治らない原因】頑張りすぎる自分にストップをかけて!

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 うつ病になる人は頑張りすぎる傾向があります。もしあなたがうつ病になってしまったのならば、頑張りすぎてしまう自分に薄々気付いているかもしれません。

または、うつ病にはなってはいないけど頑張りすぎて自分に歯止めが効かなくて悩んでいるのかもしれません。

しかし、頑張ることをやめようとしてもすぐにやめることは非常に難しく慣れ親しんだ生き方を続けてしまっている人は少なくないでしょう。
それは、意識的に頑張って無理しているのではなく小さい頃からの生き方の癖で無意識のうちに無理をし続けている状態だからです。
頑張りすぎる自分を変えたいあなた、ぜひ続きを参考にしてください。
 
 

頑張りすぎる3つの原因

今、自分が無理して頑張ってしまっていることに気付いていますか?限界が来ているのに目をつぶって気付かないフリをしていませんか?
もしも気付かずに、「今人生がうまくいかないのは自分の頑張りが足りないからだ」と思っている方は要注意です。既に頑張りすぎて限界値を超えていることに気付いていない可能性が大いにあります。
頑張りすぎているなと薄々気付いているけれど、それを止める方法がわからないと思っている方は次に上げる3つの要因が考えられます。
 
 

失体感症

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体で感じる感覚を頭ですぐに感じることができない状態のことを言います。疲れた時に疲れたと感じなかったり、お腹が空いているはずなのに感じないなどの症状があります。
疲れているのに無理をして仕事をし続けてしまったり、お腹が空くはずなのに空腹感が分からないなど、どこか違和感を感じたことはありませんか?
体が感じたサインを自然に受け取ることができなくなり、度を増していくと頭で考えて行動するようになり感情よりも「〜すべきこと」を優先するようになります。
 

失感情症

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その名の通り、自分の感情が分からなくなっている状態です。特に頑張りすぎる傾向のある人は、怒りや悲しみなどのネガティブな感情を扱うことが苦手です。
人とのトラブルを避けたり嫌われることを極度に恐れているために、感情を表現することを極力避けます。
自分の感情を伝えることを怖がり、それならネガティブな感情を持つことをやめればいいんだと思い、イライラする自分を抑えたり悲しいと思わないようにしようと心にフタをします。
ネガティブな感情を抑えることで、感情全てを抑えることになってしまい、結果的に自分が何を考えていてどう思っているのかわからなくなってしまうのです。
 

過剰適応

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自分の気持ちを抑えて、相手の意見に合わせることを指します。先述の失感情症により自分の気持ち自体分からず、他の人に合わせる方が楽だと思ってしまっている人もいます。
そのような人は、物事を断ることが出来ず行きたくない誘いに無理して行ったり、常に我慢ばかりしています。周りから見たら「良い人」だと思われていることが多く、その期待を裏切るまいとさらに忍耐を重ねて苦しくなっていきます。
 
以上のどれかに、あるいは全てに当てはまるかと思います。
 
 

頑張りすぎることをやめる方法

 頑張っていないと落ち着かない根本を見直す

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頑張っていないと自分には価値がないと思っていませんか?
それは、思い込みです。洗脳と言っても過言ではありません。人間はみな存在していることに意味があり、そのままの状態で大きな価値があるのです。
競争社会に生きて、周りと比べられて育つと頑張ることが当たり前で頑張ってない自分はダメで無意味な存在と思ってしまう人がとても多いです。
しかしその考えに取り憑かれている間は、なかなか頑張りすぎる自分を手放すことができません。何かをすることで他人からの賞賛をエネルギーにするのではなく、何かをしなくても自分で自分を認めることでエネルギーを蓄えることを心掛けてください。
 

何もしない時間を作る

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無理して頑張り続けてしまうことは、癖です。小さい頃から頑張ると認められたり褒められた経験が、心に無意識に染み付いてしまっているだけです。
それを取り除くには、実際に何もしない時間を作ることです。まずは5分から。スマホも触らずに何もしない。ただボーッとして自分の心に集中する時間にします。
自分のことを大切にする時間を無理やりでも作ってください。無理を続けている時間は、自分自身にムチを打ち続けている状態と変わりません。
特に注意したいのが、うつ病などの精神疾患の治りかけの時期です。少し体調が良いともっと頑張ろうとしたり、昨日よりもっと行動しようと無理をしたりしてしまうことです。元々頑張りすぎる傾向がある人は、病気が回復してきた時期や調子のいい時ほど注意して自分自身の心と向き合ってください。
 
 

おわりに

頑張りすぎる人は休むことよりも頑張っている方が心地良く、表面的には頑張ることの方が楽に感じてしまっていると思います。
しかし、休むことは人生に絶対的に必要な時間であり、休む時間を設けたほうが活動の効率が上がることが実証されています。
毎日時間を決めて、意識的に休む時間を作ってください。やっているうちに慣れていきます。自分のことを大切にすることが当たり前になっていきます。
頑張りすぎてクタクタのあなた、もう誰もあなたを責めていませんし、あなたは誰にも追われていないのです。自分のペースで大丈夫。休んでもいいんです。
頑張りすぎる自分を止められないあなたが、のんびりと穏やかに気持ちよく生活出来ますように!
 
 ★参考までに!

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