不安で不安でたまらないあなたへ!心がスーッと軽くなる5つの対処法!
不安なると気持ちが落ち着かず、いてもたってもいられなくなります。
解消したくても、考えれば考えるほど不安は膨らみます。
初めは小さかったはずの不安が次第に大きくなり自分自身でも何が不安なのかよくわからなくなってしまうこともあります。
手に汗をかき、呼吸が荒くなり、お腹が痛くなってしまうなど、身体に不調が出てきてしまうこともあるほど、〝不安〟は少し厄介な感情ですよね。
今回は、そんな不安の悪循環にはまり込む前に対処する考え方や方法をいくつか紹介していきたいと思います。参考になりましたら幸いです。
不安になった時の対処法
不安は現実ではないことを知る
不安は頭の中で考えて、マイナスに物事を捉えている状態です。自分自身が勝手に作ったストーリーであり、ただの妄想なのです。
ですから、気持ちを高めれば不安が無くなるわけでも自信をつければ不安が無くなるわけでもありません。
不安はただ自分が考えて作り出したものであるということを動揺することなく理解することがまず大切なことです。
動揺するとさらに深みにハマり不安の渦に巻き込まれてしまいます。そうなる前に、不安状態にいる自分自身を客観視し、真実ではなく現実に起きていることでもないことを意識的に自分自身に言い聞かせましょう。
不安になるパターンに気付く
〝また将来のことをネガティブに考えて不安になっている〟
〝またあの人に悪く思われたかもしれないと想像して不安になっている〟
自分がいつもこういう時に不安になるというパターンがあると思います。
不安になった時に都度日記に書くなどして、自分自身が不安状態に陥りやすいパターンを知ります。
よく不安になるパターンを知ったら、次に同じように不安状態になった時に、
「あ、またこのパターンで不安になってる。これは現実ではない。自分がそう思い込んでいるだけだ!」
と、冷静に考えることができると不安の悪循環を断ち切ることができます。不安で憂鬱になる前に自分で気付けるようにしましょう。
マイナスの可能性だけでなくプラスの可能性も考える
常に最悪の事態を考える癖がある人ほど不安になりやすい傾向があると思います。冷静に考えてみると最悪な事態とは文字通り最悪の場合であり限りなく低い可能性のことを指します。
しかし、不安になりやすい人は最悪の事態ばかりを想定して頭の中を悪いイメージでいっぱいにしてしまいます。
そして考えの全てをマイナスの考えに取り憑かれてしまい、それがあたかも現実のことかと錯覚してしまうのです。
マイナスのことを考えないほうがいいとは言いませんが、プラスの可能性についても考えて冷静に物事を見てやるように心掛けましょう。
過去の不安とその結果を思い返してみる
今まで何度か不安になったことがあると思います。その不安は大抵のことが杞憂ではなかったでしょうか?
心配事の9割は起こらないという言葉はよく耳にすると思いますが、それが現実です。それを心得ておくだけでも、不安はかなり軽減されると思います。
もし残りの1割に当たったとしても命が脅かされるような大きな出来事になったことはあったでしょうか?
そんなに深く悩んでもストレスが大きいだけでその対価は残念ながらありません。
〝あの時、あんなに不安になって考えたのに損したなぁ〟と思った経験があると思います。
なかなか簡単には考えられることではないと思いますが、不安とは実はその程度のものなのです。
不安を吐き出す
どうしても不安のスパイラルから抜け出せない時に、第三者に話を聞いてもらったり、紙に書き出すなど不安を吐き出す方法も効果があります。
不安は不安を作り出します。自分でどんどん作り出してしまうものなのです。
雪だるま方式に不安が大きくなる前に外に吐き出すことで気持ちを軽くするようにしましょう。
外に出す方法として、誰かに聞いてもらうこともいいでしょう。誰かに共感してもらえると安心しますし、新しい考え方を教えてもらえるきっかけにもなります。
自分の感情を外に出すことは体にも心にも非常にいい効果をもたらします。
もし話す相手がいない場合は、病院のカウンセリングを受診したり厚生労働省が行なっている心の相談窓口などを利用することも一つの対策になります。
カウンセリングでは話したことを口外されることもありませんし、時には適切なアドバイスをしてくれるので大きな助けになること間違いありません。
不安な感情を押し殺したりせずに、爆発する前に小出しにしていけるように自分の気持ちに敏感になることが大事です。
不安になりやすいときにオススメの本
「すぐ不安になってしまう」が一瞬で消える方法
不安に陥るメカニズムがシンプルに分かりやすく書かれています。ぐるぐると不安の渦に巻き込まれてなかなか抜け出すことができないときに助けになる書籍です。また、人間関係の悩みで不安になりやすいときにも効果的で、〝自分も他人も信じてみよう〟と少し勇気が湧いてくると思います。
おわりに
生きていると、いろいろな情報や他の人からの言葉などの影響をうけて無意識のうちに不安になることがあります。
そんな時は一旦立ち止まり、自分がどうありたいかという軸をしっかり持ち、流されないように気をつけてください。
自分が作り出した不安であることに気付き、悩む必要のない不安に振り回される時間が少しでも減ることを願っています。
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