~生きることが辛いと思ったらチャンス、頑張るのやめよ!!~

普通の高校生がうつ病になった。うつ病に隠されていたメッセージとは....

【疲れた心、消えたい気持ち】辛すぎて限界を越えているあなたへ

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「この世界から消えてしまいたい。消えて無くなったら楽なのに…」

「生きていてもいいことがない。毎日が億劫で虚しくて明るい気持ちになんて到底なれない。」

嫌なことが続いたり、辛いことがあると心身が疲れきって消え去りたいと考えてしまいますよね。

今回は『消えたい』という気持ちの原因と解決策を紹介していきたいと思います。

   

 

『消えたい』と思う原因は?

自分には価値がないと感じるから

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なぜ人は消えたいという気持ちになるのか。それは、自分には生きている価値がないと感じるからです。生きがいもなく希望も無くなると「自分なんて生きていても無駄だ」「生きているだけで迷惑をかけているだけだ」と考えてしまいます。

こんな価値のない自分は消え去らないといけない。生きていた事実さえも消してしまいたいという思いで心が押しつぶされてしまうのです。

 

自己否定が強くなっているとき

「自分はダメだ」「自分はできない」などと自分はダメな人間だと思い込んでいる人に多いと思います。

特に真面目でなんでもきっちりとこなす完璧主義なタイプは自己肯定感が低く、失敗したり周りの人からの批評を避けるために、常に自分に厳しくしています。自分自身へのダメ出しを繰り返していると、精神のバランスが崩れて消えたい気持ちは増す一方です。

 

現実から逃避したいとき

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大きな理由が無くとも、ストレスの蓄積により「消えたい」気持ちが発露する場合もあります。ストレスの発散が苦手なタイプはふと現実から逃げ出したいと感じる時があるでしょう。

特に感情をコントロールしやすい人は、気付かぬうちに小さな我慢をしていて、気付かぬうちに心の中がドロドロとした気持ちで埋め尽くされていきます。その感情を上手く発散できないと「消えたい」という気持ちとして表れるのです。

 

孤独を感じたとき

時々、ふと自分は世界で一人ぼっちだと感じることありますよね。周りのみんなが楽しそうで輝いて見えて、自分だけ取り残されているような気持ちで虚しく惨めな気持ちになると消えてしまいたいと感じます。

人間は日々人との繋がりの中で生きています。だからこそ誰にとっても孤独感を感じることは非常に辛いことなのです。

 

将来の目標を見失ったとき

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就職活動で失敗したり、様々な理由で夢が断たれてしまった時など、将来の目標を失ってしまい何のために生きているのか分からなくなってしまうと虚無感に苛まれます。

人は夢や希望があるとモチベーションも精神的なエネルギーも高まりますが、目標を失うと目の前が真っ暗になり生きている世界が180度違って見えるものです。

 

 

『消えたい』気持ちの解決策

自分の心と向き合う

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「消えたい」という気持ちと向き合うと共に自分の心の中をじっくりと見てやることです。消えたい気持ちが辛いからといって、心の中から消し去り無かったことにしようとしたり、無理やり頑張って気持ちを麻痺させたりすることは決してやってはいけません。逆効果でさらに自己否定が強まります。

「消えたい」気持ちをしっかりと容認することで、自分自身の奥底にある気持ちを一つ一つ噛み砕いていくことが大切です。

分からない気持ちや言葉にできないモヤモヤがあると消えたい気持ちとなって表れます。その感情を無視せずに、心の中を客観視して向き合い認識していくことで心の中を支配していた「消えたい」気持ちが少しずつ小さくなり力を弱めていくのです。

 

わがままに生きてみる

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心と向き合うと、本来自分がやりたかったのにやれなかったこと、言いたかったのに言えなかったことなどが浮かび上がってくると思います。我慢してしまったり、周りのことを考えて言えなかったことなど多いでしょう。

しかし、「消えたい」気持ちを解消するためには、一つ一つ自分のしたいように言いたいように振る舞うことが必須です。

そんなこと出来ないと思う人の方が多いと思いますが、心で感じるままに生きることが何よりの生きがいとなるのです。忍耐や根性を優先して、自分の心をないがしろにしていては生きていても苦しいはずです。勇気を持ってわがままに生きてみてください。

 

考え方捉え方を調節する

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実は今の状態でも十分に満たされているのに、それに気付かず苦しい考え方をしていませんか?人によって感じ方は異なりますし、幸せを感じる尺度も異なります。

少し見方を変えてみると、小さな世界で自分を卑下していたことに気付くかもしれません。ネガティブに捉えるクセがある人は、自分を守るためでもあります。しかし結果的に自分で自分を傷付けているのです。

自分に本当に守るためにも、考え方を調節し少しずつ別の方向から物事を見ることを意識してみると悪いパターンから抜け出せるようになります。

 

リラックスできる環境を作る

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人間は緊張状態でいると戦闘モードに入り、ストレスも溜まり精神的な疲労感が強まり心を破壊します。

意識的にリラックスモードに切り替えることができると精神的なエネルギーも回復し落ち着いた気持ちになることができます。

頭の中で切り替えられない場合は、行動を変えることでスイッチを切り替えましょう。例えば、好きな音楽を聴いたり、アロマで癒されたり、湯船に浸かったり、大好きなTV番組や映画を見たり、自分自身がこれをしたらちょっと気持ちが軽くなるというものをやってみてください。

 

自分が出来ること自分にあるものを書き出す

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「もうダメだ」と思っていると、自分の良いところや出来るところなんて一つもないと感じてしまいます。しかし、本当はたくさん良いところがあるはずです。「今日はご飯を食べれた!」「今日も一日何とか生き延びた!」なんでもいいんです。

出来たことやあること一つ一つ書き出してみてください。アウトプットすることで心の整理もできて、頭の中の考えと現実をしっかり切り離すことができます。

幼少期に認められた経験が少ないと、自尊心が低下しているために本当は自分の出来ることやいいところまでも否定するようになります。

初めは「こんなこと出来たうちに入らない。」と思うかもしれませんが、親の代わりに自分自身で認めてあげてください。慣れてくると自然に自分で自分を認めてあげられるようになります。

 

考えすぎているときは心を空にする

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考えすぎて空回りして、心がパンクしそうになった時は一旦心を空にすることも一つの方法です。深呼吸して、無の状態に近付くと自然と負の感情も小さくなります。

どうしようもなく辛くて、暗いトンネルからの出口が見えない時の対処法にはおすすめです。音や光のない静かで暗いところで目を瞑り、身体中の力を抜いて呼吸に意識を向けましょう。

 

友人や家族と話す

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非難してきたり、よかれと思ってアドバイスしてくる人はなるべく避けて、ただ耳を傾けてくれる友人や家族に話を聞いてもらいましょう。自分一人で考えていても同じ考えが巡るばかりで、自分責めが絶えず解決とは遠のくばかりです。

信頼のおける人に話を聞いてもらうと、追い詰められていた気持ちが和らぎ少しは肩の荷が下ります。また、人に話すことで自分の気持ちが整理されてぐちゃぐちゃになっていた心の中がスッキリする効果もあります。

 

病院・カウンセリングを受診する

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「消えたい」気持ちを誰にも言えなくて困っている方は、病院やカウンセリングを受信することも考えてみてください。話した内容は一切口外されることはないので、安心して気持ちを吐き出すことができます。

このような機関では、自分を飾ることなく思いのままに本心をさらけ出すことができるのも良いところです。

聴くことのプロであるカウンセラーと話すことで、安心感を得ることができ一刻も早い心の安定を期待できます。またカウンセラーは聴くだけでなく必要に応じて的確なアドバイスを行い心の健康を促してくれます。

   

 消えたいと感じた時に心に響いた本

 自己肯定感、持っていますか? あなたの世界をガラリと変える、たったひとつの方法

ネガティブな考えばかりが先行しなかなか自信を持つことができない、いつも不安に襲われている、他人に振り回されて自己主張できないなど、「自分で自分の人生をコントロールできず対人関係に悩んでいる方」は非常に共感できると思います。辛い原因はコレかもしれない!と悩みを解決する手掛かりを示してくれた一冊です。

 

「自分には価値がない」の心理学

自分には価値がないと感じたり、自分には何もないと感じる人に向けて、その理由を丁寧に解き明かし、具体的な解決策が書かれています。大抵自己肯定感の低い人は、他人の評価に一喜一憂しやすい傾向があります。「あるがままの自分」を認めることが生きる上でいかに重要なことか、また考え方により自分で道を狭めていることが多いと気付かされます。新たな息吹をもたらしてくれる一冊です。

 

終わりに

ここまで読んでくださりありがとうございます。

「消えたい」気持ちの対処法をいくつか紹介しました。どれか一つでも、効果があったら嬉しいです。

人は誰しも悩み、苦しい時があります。「消えたい」という感情に囚われて自分を責め続けてしまうとさらに状況は悪化してしまいます。

少し力を抜いて、自分の心を解放してあげてください。もっと自由にもっと楽にもっと快適に生きられますように、心より願っています。

 

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