【厳選】元不登校が選ぶ!不登校になった時、親に読んで欲しい本5選。
不登校、それは突然にやってきます。
本人も不安でいっぱいですが、同じくらい家族も不安で慌ててしまうと思います。
なぜ、ウチの子が?あんなに元気に学校に通っていたのに、何も問題ない子だったのに、とあたふたしてしまうことでしょう。
不登校の子どもは非常に敏感で、親の動揺する姿にさらに不安を感じ、共倒れしてしまうこともあります。
親御さんは、まず不登校に対して知識を深めることで、子供に対して誤った対応を避けることを第一に考えてほしいと思います。
親子関係の再構築のためにも不登校はとても大切な時間です。
子供が不登校になり思い悩んでいる方の参考になってくれたら嬉しいです。
不登校に関するおすすめの本
不登校は1日3分の働きかけで99%解決する
子供は不登校になると、自信を失い自尊心がかなり低くなってしまっています。
そのような状態では頑張りたくても頑張るエネルギーが湧いてきません。
そのエネルギーを親の声掛けにより与えてあげるのです。
子供の良いところや出来たことを褒めてあげることで自己肯定感を取り戻す作業をしてやるという方法で、復帰を目指すという本です。
私自身、かなり自己否定をしてしまい自分一人の力で自信を取り戻すことが困難でした。かなり説得力もあり、効果が高い方法だと思います。
コンプリメントで不登校は治り、子育ての悩みは解決する:子供の心を育て自信の水で満たす、愛情と承認の言葉がけ
ひとつ前に紹介した「不登校は1日3分の働きかけで99%解決する」の続刊です。
不登校の子供に対する親の接し方がよく分かる本だと思います。
ダメな部分ばかりに目がいき、そこばかり指摘してしまっていませんか?
ダメ出しばかりされて育った子供は自分を責める癖が付いてしまいます。
今日から子供の良いところに目を向けて、自信とい名の水を心のコップに注いであげるトレーニングをするのです。
その具体的な方法が書いてあり、親も子も共にプラスになっていくことがはっきりと分かります。
不登校でも子は育つ~母親たち10年の証明~
子供の不登校を経験した複数の親によって書かれた本です。
実際に不登校を克服した経験談が書かれていて非常に説得力のある内容です。
段階を追って書いてあるので、自分の子が今どの段階なのか、今後どうなっていくのかなどとても参考になると思います。
同じ悩みを克服した人たちの言葉は、とても共感できて励まされると思います。
不登校・ひきこもりの心がわかる本
不登校について、とても簡潔に要点を絞って書かれていていて入門書としてまずは手にとってもらいたい本です。
大まかにでも不登校の原因、不登校の子供の気持ち、不登校の子への親の対応を知りたい人には読んでもらいたい一冊です。
子どものことが分からなくて、余計なことを言ってしまうのも怖くて八方ふさがりになっているときには助けになってくれると思います。
不登校にありがとう~不登校の子どもたちと向き合って分かった子育ての真実
子どもの不登校が受け入れられなくて、私が悪かったんじゃないかと自分を責めたり、原因探しをしたりでなかなか前に進めないという状態の方にぜひ読んでもらいたい本です。
不登校をダメなことと捉えていては、いつまでたっても子供は苦しさから抜け出すことができません。不登校は悲観することではなく、特に大きな問題ではないということを教えてくれます。
「不登校にありがとう」というタイトルの通り、不登校になったからこそ親も子も新しい見え方ができ、より良い生き方になっていくということが理解できる一冊です。
おわりに
食べ過ぎるとお腹が痛くなる。これ以上食べたら体が消化しきれなくて危険だよというサイン。
同じように不登校になるのは、今の状態では危険だよということを示してくれているのです。
家族が一丸となり、問題を解決する時です。子供にとって絶対的な味方は両親だけです。
何があっても絶対に諦めずに、根本の問題と向き合ってほしいと思います。
必ず道は開けます。明けない夜はありません。なぜなら今わたしがこうして生きているからです。