~生きることが辛いと思ったらチャンス、頑張るのやめよ!!~

普通の高校生がうつ病になった。うつ病に隠されていたメッセージとは....

【頑張っていないと不安で落ち着かない…】休むことに罪悪感を感じてしまう原因と克服方法!

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〝いつも120%頑張り続けていないと落ち着かない…〟
〝疲れているのに何か頑張っていないと生きている価値がないと感じる…〟
〝休むことや遊ぶことに罪悪感を感じてしまう…〟
 
このような状態に思い当たりありませんか?
 
体は悲鳴をあげているのにも関わらず、休みたくても休めないことに頭を抱えている方が多いようです。限界まで頑張り続けてないと達成感や充実感を味わうことができず、手を止めることができない。
 
「もっと手を抜いた方がいい!」
「ほどほどにしたほうがいいよ!」
「たまには休みなよ!」
 
周りから言われる言葉の数々に、分かってはいるけれどどうやって休めばいいか分からず、困っているのではないでしょうか?
何もしないと切迫感に襲われて落ち着くことができず、疲れていても何かやっていた方が気持ちが納得するのでなかなか自分の生き方のパターンから抜け出せない。
 
そこで、今回は頑張っていないと落ち着かない原因とどのようにしたら休むことができるか、その克服方法を紹介したいと思います。

   

頑張っていないと落ち着かない原因

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幼少期の親からの愛され方が関係していると言われています。
子供は無条件に愛されるべき存在です。しかし、〝条件付きの愛〟例えば
「常に優秀な成績を治めなければ、愛されない」「親の言うことを聞けない子やルールを守らない子は愛してもらえない」
など、親にとって都合のいい時だけ愛された子供は条件付きで自分の価値を推し量ろうします。それは無意識に備わると言われています。
今の自分自身ではダメだ!常に頑張っていないと認めてもらえない、愛してもらえない〟という思いが無意識の恐れとなり、手を抜いたり休むことが困難になっているのです。
 
 

克服方法

ありのままの自分を認める

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 今の自分をダメだと否定している人は、向上心が強く自分自身がより成長しようと努力を惜しまない傾向があります。自分の欠点や弱点を無くそうという思いや、周りの期待に何としてでも応えようと、過剰な努力をしてしまうのです。
しかし、今の自分を否定している限り、自分自身に納得することも自信を持つこともできません
コンプレックスや欠点や弱点を無くそうとするのではく、全て含めて自分であるということを認めてあげてください。自ずと周りと比較する必要もなくなります。
頑張ることをやめられなくてストレスを感じている方は、今の自分の良い所も悪い所も丸ごと認めてあげることから始めてみましょう。
 

他人の価値観ではなく自分の価値観で生きる

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 認められたいという思いが強いと、自分の気持ちよりも周りの気持ちや意見を優先してしまいます。今現在やっていることは、自分で決断したことですか?
本当はAがよかったのに、皆がBって言うからBを選択しておいたほうが安全だなと人の意見で動いていると、失敗したときに後悔しか残りません。
何事も自分でじっくりと考えて自分で結論を出し決断すること。自分が正しいと思ったことを選択すること。
そのような生き方をすることで「~しなければならない」「~すべきだ」という思考から離れることができ、自主的にやりたいと思えることが増えていくことでしょう。
ストレスなく楽しく自分のペースで生活をするために〝自分の価値観で生きること〟は非常に大切なことなのです。
 

7割でやるようにする

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 何かに取り組むときに、意識的に7割でやることを心掛けてみましょう。仕事に取り掛かっても普段10割かそれ以上に限界までやる人にとっては、7割で一旦やめるということがこの上ない苦痛に感じると思います。
しかし、実際に練習してこの習慣を身に付けることは新しい生き方に必要不可欠です。普段、全力を投じている人にとって7割の状態は、「まだまだやれる!」と感じると思います。それでも重要なことは〝余力を取っておくこと〟です。
疲れきるまでやるということを毎日繰り返していると精神的な病気になります。7割でやるなんて怠けていると感じるかもしれませんが、長期的に見ると効率が良いのです。
慣れるまでは罪悪感を感じてしまったり、達成感を感じられなくて苦しいかもしれませんが、頑張りすぎる自分にストップをかけるためにも日々のルーティンを崩してみてください。

 

 

自分を責めない

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 頑張りすぎる人は、日頃から自分を責め続けてしまいます。小さなことでも自分を否定する癖があるために、常にストレスを感じる環境に身を置いていることと変わりません。
ですから体も心も休まる時間が無く、どんどん疲労が溜まってしまうのです。
何かがあると「自分のせいだ!」「こんな自分だから…」このような言葉ばかり言っていませんか?
冷静に考えると、自分のせいであると思い込もうとしていませんか?物事はいろいろな要素が重なって生じるものですから、自分だけの責任であることは非常に少ないのです。
すぐに自分を責めてしまい、追い詰められてしまう方は、少し楽観的に考えるように意識してみてください。
 

人に頼ることに慣れる

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自分でやらなくてもいいことは他の人に任せるようにしてください。また、頼まれたからといって自分を犠牲にしてまで引き受ける必要もありません。
断るくらいなら自分が無理をしたほうが良い〟このような考えを持つ方が多いと思いますが、効率も悪くなり自分が苦しくなるだけで誰も望まない結果になります。
断る勇気と他の人に頼る勇気を持ちましょう。
自分の出来る範囲をしっかりと把握して、自分をコントロールできるようになることが生きやすさに直結してくるのです。
 

何もしない時間を作る

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 頑張る過ぎる人は、常に気が張っていて休まる時間がありません。休日でも仕事のことを考え続けてしまったり、自分を責めたりしていると休まるどころかストレスに感じてしまうかもしれません。
何もやらずに頭の中もクリアにするために、敢えてボーっとする時間を作るようにしましょう。
ついついやらなければならないことを思い出して焦ってくるかもしれません。それでも心を休ませてあげる時間は頑張りすぎるあなたにとっては非常に大事な時間です。
限界を迎える前に、こまめに休養をとるようにまずは1時間何もしないことから始めてみましょう。
   

休むことが出来ないあなたへのオススメ本

がんばりすぎるあなたへ 完璧主義を健全な習慣に変える方法

完璧主義で悩んでいる方も多いと思います。完璧主義は悪いことではありません。良い面ももちろん多いのです。この書籍は、良い面は残しつつ、完璧主義でネガティブに働いている部分だけを改善していこうという非常に参考になる一冊です。自分の心も体もボロボロになるまで頑張ってしまう方は多くのことに気付かされると思います。
 

終わりに

頑張る過ぎる自分にストップがかけれない時に試して欲しいことを幾つかまとめました。いつも一生懸命走り続けている人にとっては、休むことの方が難しく感じると思います。
しかし、生きていく上で一生全速力で走ることはできません。
力を温存する区間、8割で走る区間、全速力で走る区間、疲れたのでペースを落とす区間、長い人生で見るといろいろな区間がありますが、自分自身で微調整しながら今の自分に適したペースで生きることが大切だと思います。
ストレスを極力無くせる自分が心地良いペースを見つけてみてください。
そして、どんな自分もありのまま認めてあげてください。そしてあなたにとって素敵な未来が訪れますように。

 

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