【人生が変わる】完璧主義をやめる方法!疲れない生き方を手に入れる!
自分で決めたことは、何があろうと最後までやり切らないと許せない。
常に、やることや時間に追われていて心が休まる時間がない。
そんな悩みを抱えていませんか?
自分のことをダメだと思っていると、完璧ばかりを求めてしまいます。
元々自分をダメだと思っているから、完璧を求めて頑張っても到達地点がない。
いったいどこまでいったら理想の自分なのか、いったいどれだけ出来たら自分のことを素晴らしいと思えるようになるのか、疑問である。
もちろん完璧を求めることで、いいことだってある。
しかし、それらを求めて、完璧にやることを一生続けますか?それでは心がストレスで破裂してしまいます。
もう、これ以上頑張れないと思ってクタクタになっているにも関わらず頑張っていませんか。
自分の弱い部分を自分自身の一部だと認めて、受け入れてしまえば完璧でない自分を簡単に許すことができるようになります。
私が実践した完璧主義の克服法についてお話したいと思います。
ぜひ、読んでみてください。
完璧主義でいる理由
もちろん完璧主義でいるには、自分なりの理由があるはずだ。
メリットも存在することは確かである。
○細かい変化に気付くことができ、丁寧に物事を行うことができる。
○常に集中力を切らさないので、失敗を防ぐことができる。
○周囲から信頼されやすい。
このように実際にメリットもたくさんある。
しかしそのメリットに対してデメリットがもっと多く存在することを忘れていないだろうか。
筆者はそのデメリットに耐え切れなくなり、完璧主義を捨てることにした。
完璧主義の克服法
①完璧主義にしないといけないと思っている理由を分析する
まず第一に、何を考え何を恐れていて完璧にやらないといけないのか、自分の気持ちをはっきりと言葉に表す。
言う人が居なければ、紙に書き出す。
何が不安なのか、明確になったら次のステップへ。
②その不安は本当に現実に起きるかを考え直す
果たしてその不安は今すぐ対処できるものなのか。
未来を想定している不安なのか、人の心を想像して不安になっているのか。
現実に起こることか考えてみる。
不安の分類分けが出来たら次のステップへ。
③慎重になりすぎて、保険をかけすぎてしまうことが多いことに気付く
完璧主義の人の不安は、8割以上は起きないであろうことを、残りの2割
以下の可能性の不安ばかりに意識がいき考えすぎてしまう場合が多い。
それでは、一生不安は消えない。
保険をかけすぎていたことによる不安だと気付いたら次のステップへ。
④ほとんどの不安が勘違いだと気付く
完璧にやらないと悪いことが起きると思っていた考えは勘違いだったことに気付く。
可能性はゼロではなくても、限りなくゼロに近かったことに気付く。
それが分かったら最後のステップへ。
⑤実際に行動に移してみる
ここまで来たら、あとは勇気を出して行動するのみ。
普段だったら用心してやるだろうことを、やめてみること。
あるいは用心してやめることを、やってみること。
初めは不安が増して居ても立ってもいられなくなるかもしれない。
しかし1度大丈夫だと分かると、だんだん慣れていく。
⑥この①~⑤の練習を繰り返す
あとはこの流れを練習することで、心が慣れていく。
初めはやれるわけないと思っていたかもしれない。
しかし、実際に行動に移すことができると次の行動への勇気が自然とわき自信がつくものだ。
とにかく大事なことは初めの一歩である。
完璧主義をやめて気付いたメリット
疲れにくくなった
完璧主義の時は、何でも最後まで自分でやり切ることが素晴らしいことだと信じてやまなかったので、毎日が一杯一杯だった。
しかし、周りに出来ないことは頼んだり、悩みをさらけ出せるようになってからは、自然と負担も減り毎日の倦怠感から解放された。
周りの優しさに気付いた
完璧主義の時は、他人にも完璧を求めてしまい、他人の悪いところにばかりに目が行き、許せないことが多く、人間関係もうまくいかないことが多かった。
しかし、自分の弱さを認められたことで考え方も柔軟になり、他人との関係がどんどん良くなっていくことを実感した。
完璧主義だった時は、上辺の付き合いが多かったが、今は心と心で接している感じがする。
自分自身が穏やかになり、イライラしなくなった
頭の中で、未来のことを先回りして悪い状況を想定して物事を考えることが多く、常に頭脳がフル稼働していた。
そのせいで、神経がピリピリしていて表情まで強張ってしまっていた。
しかし、少しずつ頭の中がゆったり流れる感覚になり、イライラすることが減り穏やかな気持ちで過ごす時間が長くなった。
周りからも顔つきが柔らかくなったねと言われるようになった。
完璧主義でない方が楽に生きれることを知った
完璧でないと嫌われてしまう。
弱い部分を見せたら、バカにされてしまう。
という思いが強く、完璧主義を手放すことに長くの間葛藤もあり受け入れ難いことでした。
「この生き方では苦しい」と気付いた時から少しずつ変化を起こしました。
初めは今までやらなかったことをやるので、とても勇気がいります。
慣れないことをすることはストレスが伴うので、完璧主義のままでいいや!と思う瞬間もありました。
しかし勇気を出して、人に頼ったら周りが支えてくれたり、新しいことに挑戦したら新たな自分の得意分野に出会えたり、良いことを体で体感するようになって非常に自信がつきました。
見える世界が全く違います。
気持ちが穏やかな状態でも生きれることを知りました。
おわりに
自分が望む未来のために、何事も完璧にやることがベストだと思い20年以上生きてきました。
しかし、その生き方では苦しいことばかりで完璧にやろうとすればするほど、理想とは逆の方向へ引っ張られていました。
周りとの衝突を恐れたり、周りから批判されることも怖い。さらに、自分自身のポリシーに反することを実際に行動に移すなんてもっと怖いと思います。
勇気はいると思いますが、はじめの一歩を踏み出せたら、それが自信となりまた次の一歩を、またそれが自信となりさらに次の一歩を、そこまで来たら後は駆け足で進んでいくと思います。
自分も楽になり、周りも楽になるなんて、そんないいことありませんね。
出来ることなら、もっと早く知りたかったと筆者は思います。
今生きることに行き詰っている方が、肩の力を緩めるキッカケになりますように。