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【人との距離感に悩んでいるあなたへ】人付き合いが楽になる距離感の掴み方!

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人との距離感に悩む人は非常に多いと思います。ここで言う距離感とは物理的なものではなく心理的な距離を指しています。

大抵、距離感に悩む人たちは、人との関係性が近すぎるか又は遠すぎることに悩んでいるようです。

「孤立するのも嫌ですが、ベタベタと近すぎる関係も煩わしい、かといって遠すぎても上辺の関係だと感じて虚しくなる・・・」

人間関係は良好に維持したいけど、厄介なことにはなりたくないと考え、人間関係の作り方に頭を抱えている人は現代は特に多いと思います。

そこで今回は、人との距離の適切な取り方とより良い人間関係を築くための考え方を紹介していきたいと思います。

   

 

人との距離感は分からないときに取り組んで欲しいこと

〝近く〟も〝遠く〟もない『中間』の距離感を知ろう!

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まず、人との距離が近すぎると個人空間である「パーソナルスペース」が、侵害されるためにストレスを感じます。

精神的な個人空間を確保できていないと、相手と距離が近くなりすぎて、感情移入してしまったり、期待しすぎるが故に価値観の相違による衝突が増えたりします。

見なくてもいい部分まで見えてしまうために、関係が煮詰まったり、上手くいかなくなってしまうのです。

パートナーや家族は、関係が深いためにこのような関係になりやすい傾向があります。

その反対に人との距離が遠すぎると、相手の考えや心理が読めないために、お互いの意思疎通ができず、コミュニケーションが上手く図れません

相手の考えが分からず、こちらもあまり心を開けないので、気持ちや考えを伝えきれず、誤解が生まれやすくなりトラブルが起きやすいのです。

いくら頑張っても分かってもらえないと感じたり、心が満たされないと感じる人間関係は、遠すぎる可能性があります。

人間関係は、この〝近すぎる〟でも〝遠すぎる〟でもない『中間の距離』が心地いいのです。

白か黒、0か100という考え方をしてしまうクセがあると、人との距離間を誤ってしまい、恋愛がうまくいかなかったり、家族とのトラブルが絶えないなどの悩みが尽きません。

まずは、人との心理的な距離を見直してみてください。

 

誰に対しても自然体で接するようにしよう!

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人に嫌われることを恐れていると、必要以上に人に媚びたり、気を遣ったりしてしまいます。

相手に良く思われるために、思っていないことを言ったり、やりたくないことを引き受けたり、無理矢理相手のとの距離感を縮めようとしていませんか?

相手によって態度を変えたり、意見を変えたりしていると、相手はあなたに不信感を覚えます。

好かれようとして努力しても、結果的に人が離れていってしまうのです。

ですから、どのような相手に対しても自然体に接する方が良好な人間関係を作ることができます。

もちろん、人間同士ですから自然体に接しても相性の合わない人も現れます。人間関係では、それは仕方のないことであるということを受け入れて、離れるようにしましょう。

どうしても嫌われたくないという心理が働くと、その人に嫌われないように頑張ろうとして、不自然な関係を無理矢理維持しようとしてしまうかもしれませんが、それはストレスになりますし意味のない時間になるので、自分に合う自然体で居られる人との時間を大切にするように心掛けましょう。

嘘の姿で付き合う関係は長続きしませんし、お互いにとっても良いことではないので時には距離をおくことも必要になります。少し離れてみることでお互いが心地の良い距離感を掴むきっかけになることも多々あります。

長時間同じ人と過ごすのはやめよう!

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一定の人とあまりにも長い時間一緒にいると人は苦痛に感じてしまいます。

人間関係に〝新鮮さ”は必要です。仮に、仕事中も休日のプライベートも一緒となると、仲が良くても息苦しさを感じてしまうものです。

意識的に個人の時間や空間などプライベートを確保することを意識しましょう。

 

自分の全てを開示しなくても良い!

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自分の全てを話さないといけないと考えている人もいると思います。例えば、家族の情報や金銭の事情、個人的なコンプレックスや恋愛についてなど、何でも全て話さないと真の人間関係は築けないと思い込んで居ませんか?

距離が近くなりすぎると、相手への依存心が高まり、支配したり支配されたりの関係になりお互いへの執着が生まれてしまいます。

ある程度の自己開示は、仲良くなるために必要なことでありますが、あくまで、対等な関係性を築くためなので、適度に自分の話をするようにしましょう。

人によっては、相手の情報を握ることで優位にたとうとしたり、無意識に振り回して支配しようとする人もいるので、そのような人からは離れるようにしましょう。

 

多くのコミュニティを作ろう!

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人付き合いを円滑にするためには、多くのコメュニティに所属し、それぞれに分散することも大切なことのひとつです。

一つのコメュニティしかないと、その中の人間関係ばかり濃くなり、息苦しくなります。また、そこの人間関係に執着したり嫉妬してしまうこともあります。

拠点をいくつも作ることで、良い関係で長続きする人間関係を維持することができるようになるのです。

   

 人との距離感に悩んでいるあなたにオススメの本

 図解 自分の気持ちをきちんと「伝える」技術ー人間関係がラクになる自己カウンセリングのすすめ

大人になるにつれて、人間関係は難しく感じるものです。それは、知恵や知識が深まり、我慢することや忖度することを覚えるためです。自分を正しく表現することは、人間関係を構築する過程で必要不可欠です。その技術を自分と相手の視点を含めて、分かりやすく教えてくれる一冊であり、考え方としてもすぐに取り入れやすいため非常にプラスとなります。

 

終わりに

今は、人との距離感がうまく取れなくても、意識して実践を積めば次第に感覚を掴めるようになります。

あなたの自然体で、そして元々ある自然な優しさで接していけばいいのです。考えすぎたり、無理をすることなく、ただありのままの自分でいたら大丈夫!

より良い関係を築くために、相手に好かれるための努力ではなく自分らしく振舞うことに努めてください。少しでも気楽な人間関係を築けますように願っています。

 

※合わせてお読みください。

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