断れないのはなぜ?断れる人になれる考え方と対処法を紹介!
突然ですが、あなたは〝断る〟ことができますか?
〝本当はこの仕事やりたくないのに、、〟
〝本当は今日の飲み会行きたくないのに、、〟
でも、人からお願いされたり誘われると、断りきれなくてなんとなく受け入れてしまう。
心のどこかで、
「相手に悪いし、、」
「相手を傷つけてしまうのは嫌だし、、」
「嫌われるのも嫌だし、、」
こんな思いで、自分の嫌なことを引き受けてしまっていませんか?
断ることができるかできないかで、人生は大きく変わってきます。世の中の成功者は断ることが非常に得意だと言われているほどです。
今回は、断ることができなくて後悔したり嫌な思いをすることが多いあなたが、少しでも断る勇気をもてるように考え方や対処法を紹介していきたいと思います。
断れる人になれる考え方と対処法
断る=嫌われるではないことを知ろう!
断ることが苦手な人は、過去のなんらかの経験から、断るとその相手から嫌われてしまうと思い込んでしまっています。
断ると、印象が悪く思われて評価が下がってしまうのではないかと感じてつい「YES」と言ってしまうのです。
しかし、出来ないことや無理なことをはっきりと断ることは相手にとってはありがたいことなのです。
それを断ったら期待されなくなって嫌われてしまうと結びつけてしまうのは、悪循環に巻き込まれてしまい辛くなる考え方です。
断ることは嫌われるというのはまず第一に大きな勘違いであることを知りましょう。
断られること=全否定ではないことを知ろう!
断ることが苦手な人は、断られることも苦手です。
何かの誘いを断られると、
「自分を全否定された。」
「自分はダメなんだ。」
「私は嫌われているんだ。」
と極端に捉えて、落ち込んでしまう傾向があります。
断ることが苦手な人は、常に相手の気持ちを考えているので断るくらいなら自分を犠牲にすればいいと思ってしまいます。ですから、反対に人に断られると大きなショックを受けるのです。
断られることはあなた自身を全否定しているわけではないということを記憶に上書きしていきましょう。
ありのままで自分の気持ちに正直に生きること意識してみよう!
基本的には、人は自分を優先にして生きるものなので、無理なことは無理だと言うのです。
自分が断ることができるようになると、人から断られることにも抵抗が無くなります。逆もまた然りです。
断ることは何も悪いことではないのですから、自分らしく自分の気持ちに正直に生きるためには必要不可欠なことなのです。
ですから、断ることができるようには、自分の気持ちに従ってありのまま生きることが一番の近道なのです。
無理をしてるということは自分に嘘をついている状態です。
いいよ!やるよ!と引き受けたときに、本当にそう思っているのか、自分自身に問いかけてみてください。
繰り返してると、本当はやりたくないのに無理をしているときが多くあることに気付き始めるます。まず、自分の気持ちに正直に生きることから始めてみてください。
相手に優しくする前に自分に優しくしよう!
断ることが苦手な人にとっては、断ることは非常に勇気のいることだと思います。
断れない人は比較的優しい人が多いので、断られた時に感じる〝がっかり〟した気持ちや〝悲しい〟気持ちを相手に味わって欲しくないと考えます。
それなら、自分が負担を感じたほうがマシだと考えて無理をしてしまい苦しくなるのです。
確かに、相手にとっては非常に優しい人ですが、自分に対しては全くもって優しくありません。
嫌われることを恐れるが故の行いだとは思いますが、その恐れはちょっとした勘違いなのです。
相手に優しくすることも大切ですが、それ以上に自分を大切にしなくてはなりません。
自分に一番に優しくなれていますか?
そもそも断らない人が嫌われないわけではない!
断らなければ嫌われないと思い、無理を引き受けて自分自身の生活や気持ちを乱されていませんか?
断らない人が本当に嫌われないのでしょうか?いいえ、そうではありません。
人を好くか嫌うかは、断る断らないでは決めませんよね。
無理をして、相手に合わせて不自然な姿で接する方が、相手は違和感を覚えますし、不信感から離れていく可能性は増します。
それらを心得ておくと、無理して合わせることはただただ自分の負担になるだけで、思ったようなプラスが少ないことに気付かされます。
要するに、「断ること」と「好きか嫌いか」は、全くの別問題であるのです。
断ることが苦手なあなたへのオススメ本
人生がうまくいく人の断る力
人生、嫌なことばかりだと感じるときは、自分でそれをイエスと言って引き寄せているということに気付かされます。それまで、NOという言葉にはネガティブなイメージしかありませんでしたが、この言葉こそが自分の人生を良好にしてくれる魔法の言葉であるということ、また思っていたよりも断ることは難しいことではなかったこと、それらが分かり〝断る勇気〟を与えてくれる一冊です。
終わりに
人生は取捨選択の連続です。自分という軸を持ち、自分の気持ちに正直に、物事を決めていくことが大切です。
その上で、断ることは必要不可欠であり、断ることで自分の未来が切り開けるといっても過言ではありません。
人は、様々な経験から記憶が作られます。記憶を塗り替えることは簡単ではありませんが、意識して一つずつ順を追えば、記憶の上書きは可能です。
ぜひ、今出来ることから始めてみてください。きっと気付いた頃には、断ることが出来るようになっていますから・・・。
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