~生きることが辛いと思ったらチャンス、頑張るのやめよ!!~

普通の高校生がうつ病になった。うつ病に隠されていたメッセージとは....

《うつ病克服体験記》~転院!新しい病院へ行くことになった。~

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 病院を変える!これで良くなるかな?

 

なかなか体調の回復が見られず、見兼ねた両親から新しい病院を勧められた。

 
 
とりあえず定期的に行くことに意義を見出し、薬だけをもらいに1分診療を受け続けること3年ほどが過ぎようとしていた。
 
 
その間にも、3回ほど転院していたが、症状は変わらず、薬だけは増えていた。
 
 
 
その頃は、毎食後10錠以上飲んでいて、1日に30錠以上とさらには頓服薬まで処方されていた。
 
 
薬で治すということしか、その時は知識がなかったので、私も両親もこの薬の量に疑うこともなく絶対的に不可欠なものだと思っていた。
 
 
私自身も、少しでも飲み忘れると頭痛がしたりイライラしてきてしまい飲まなきゃやってられないというほど薬に依存していた。
 
 
 
そのような状態の私が次に行った新たな病院は、「薬は少しずつ減らして考え方を変えていきましょう」という方針のところだった。
 
 
急に辞めるのはよくないから、少しずつ減らして行く方向を指示された。
 
しかし、完璧主義でやるならどうせやめるならすぐに全部をと思い立ってしまい直後に1日に30錠以上飲んでいた薬を一度に0にしてしまった。
 
 
1日目は、これで何か変わるかもしれないという淡い期待が高まりいつもは飲まないと感じる体の不調を感じることなく過ぎて行った。
 
 
しかし次の日から噂の禁断症状が現れた。
 
 
倦怠感と脱力感があり得ないくらい襲ってきて、放心状態だった。
 
疲れたとか辛いとかを感じないくらい、思考停止したようで、フラフラした。
 
頭の中の何かがグルグルまわっていて、目が回り続けているような感覚で、今までに感じたことのない不思議な感覚で、生気を失ったようだった。
 
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今となっては、危険なことをしてしまったと思うが、薬を止めることができたのはコレがきっかけであった。
 
 
薬をやめて、安定してくるまでは上記のような禁断症状がでて危険な状態であったが、1ヶ月もすると体内の薬が抜けた感じがして、変なイライラが減り体の心が自然になったと感じた。
 
 
結果的に薬をやめることができたからよかったが、この方法は絶対にオススメできない。
 
体への負担が大き過ぎた。
 
薬をゆっくりやめて、生き方を変えて行くことをしていけばよかった。
 
後者が大事なのに、とりあえずすぐにやりやすい前者に先走ってしまった。
 
 
 
 
薬を止めれたものの、生き方を変えないとまたうつ病を再発させてしまう。
 
これに気付くまでにもう何年も経っていた。
 
残念ながら、当時はうつ病は時間が経てば治るもので、休養していれば自然に回復するものだと信じていた。
 
だから何度も何度も社会に出て挑戦してみるもののやり方が変わらないままなので、同じ失敗をしてストレスを感じうつ病をまたぶり返し、自分はダメだという思いが増し自尊心が低下し自分を日に日に嫌いになっていった。
 
やっと生き方に問題ありと分かってもすぐに変える方法も分からず、変わることの難しさを感じていた。
 

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