【毒母】生きづらい原因を今すぐ対処!負の連鎖を止めて!毒母にならないために!
〇うつ病・うつ状態が続いている
〇気持ちが落ち込みやすい
〇対人関係が苦手
〇生きている意味が分からない
〇自分に価値がないと思う
〇なんとなく生きていることが辛い
〇上記の悩みを抱えているけれど、はっきりとした原因が分からない
あなたがどれかに当てはまるなら、もしかしたら「毒母」と関係があるかもしれません。昨今話題になっている「毒母」をご存知ですか?
母と娘の関係についてお話ししたいと思います。生きづらい人生を解決する糸口が見つかるかもしれません。一度読んでみてください。
毒母とは
近年話題となっている毒母。
毒母とは、自分の子どもに自分の価値観を押し付けて子どもを支配しようとする母親のことを指します。
時に過干渉で時に過保護、エスカレートすると暴力や虐待をする場合もあります。結果的に、子どもの精神的な成長を妨げ、将来生き辛さを感じる大人になってしまいます。
母親は、娘にとって一番身近な同性のモデルになります。すなわち世界で一番影響を受ける存在でもあります。
同性モデルの母親の生き方が、娘の将来の生き方を決めると言っても過言ではありません。母親の姿次第で、娘の自己肯定感や人生に対する充実感も変わってきます。
母と娘の関係は、人格形成において無視することができない非常に大切な繋がりがあるのです。
毒母とアダルトチルドレンの関係
毒母は子どもが可愛いがゆえに、何事にも過保護になってしまい先回りして手助けをしてしまったり、将来のためにと過干渉になり人生の大きな選択にもアレコレ口を出してしまったりします。
一見子供想いで良い親に見えますが、子供の生き方の決定権を親が握ってしまっている状態です。人格形成をする大事な子供時代に「考える力」を養うことができずに大人になってしまい、生き辛さを感じることになります。
自分の考えが分からず優柔不断であったり、自己主張が苦手で社会と馴染めないと感じたり多くの悩みに直面します。
このように毒母の元で育ち、精神的に自立できなかった人のことをアダルトチルドレンと呼びます。
毒母の特徴
同じ価値観でないと怒る
毒母は自分自身の価値観が素晴らしいと思い込んでいるため、それ以外の価値観を認めようとしません。子どもと意見が食い違うと頭ごなしに怒ったりします。
子どもを追い詰める
自分と同じ価値観を持たせるために、時には子どもを追い詰めることで支配しようとします。気に入らない言動があれば、言葉や暴力で否定し続けるために、次第に自発的に行動することができなくなってしまいます。
周りに依存している
母親自身が主体性を持って生きていないために、子どもを支配することが自分の使命だと思い込んでいるパターンが多いです。子どもに依存して自分自身を支えている状態です。
他人の欠点を指摘する
毒母自身も精神的に自立していないために、他人の欠点を指摘することで自分の価値を上げようとします。子どもに対して威厳を保つために他人を悪く言うのです。
自分のミスを認めることができない
先述と同様子どもに対して威厳を保つため、自分のミスを隠そうとしたり言い訳をして正当化しようとします。素直に過ちを認めることができません。
思い通りにいかないと機嫌を損ねる
毒母は感情の起伏が激しく、子どもが自分の思い通りにならないと突然不機嫌になったり声を荒らげたりします。子どもは何をしたら怒られるのか分からなくなり混乱して常に恐怖心を抱くようになります。
機嫌を損ねると愛情をくれない
とにかく感情の起伏が激しいために、機嫌がいいときにしか愛情をくれません。自分にとって良い子だと思う時にしか愛情を与えません。
条件付きの愛情しかくれない
勉強が出来たら誉める、手伝いをしたら誉めるなど条件を満たしたときにしか愛情をくれません。子どもは、無条件に愛されることを知らず頑張らない自分はダメだと思うようになります。
プライドが高い
自分のプライドを守るために、自分より弱いものや乏しいものを見下し比較しようとします。子どもを理想の姿に育てようとして、人生にレールを引きます。
世の中の物事に正しいか正しくないかで判断する
気持ちや感情ではなく、良いこと悪いことなど道徳的に判断したがります。子どもは共感を求めているのに、感情を批判して常識を押し付けようとします。
子供や他人に苦痛を与えているのに気付かない
毒母は、子どもに執着することを愛情だと想っています。子どもが可愛くて溺愛しているために、子どもには悲しい思いや苦しい思いをしてほしくないという思いが人一倍強く努力して毒母をしているつもりです。
毒母の元で育った子(アダルトチルドレン)の特徴
いつも誰かに見られていて監視されている気がする
子どもの頃から、何事も母親に管理されていたためにプライバシーというものがなく常に誰かに監視されている気がして落ち着きません。
いつもスケジュールを忙しくしていないと落ち着かない
自発的に行動した経験がないために、機械的に何か行動していないと落ち着かずそわそわしてしまいます。
自分のスキルアップになることをやっていないと落ち着かない
頑張っていないと認められなかったために、自分が向上することをやっていないと自分自身が納得いきません。
人の意見にすぐに合わせてしまう
母親に自分の感情を認めてもらえなかったため、あまり感情がありません。自己主張することも苦手で、母親に合わせて生きてきたために人に意見を合わせることで安心してしまいます。
他人に依存したり、支配されやすく、すぐに迎合してしまう
母親に支配されていたために、依存した生き方に安心感を覚えています。誰かに依存していた方が生きやすいと感じてしまい知らぬ間に依存関係に陥ってしまいます。
本当の自分を知っている人は少ないと感じる
どこかで本当の自分は違うと、違和感を感じながら生きています。毎日演技をしているようで本来の自分ではないという気はするけど、本来の自分がわからないというモヤモヤを抱えています。
自分を批判されることに敏感で恐れている
子ども時代母親に感情的に怒られたため、批判されることを極度に恐れています。批判されたら立ち直れないくらい酷く落ち込みます。
優柔不断で自分で物事を決められない
自分で物事を決めた経験がないため、小さなことでも自分で決めることが難しいです。
なんでもいいが口癖になっています。
リラックスした状態で人と一緒にいることができない
母親がいつ怒り出すか分からなくて、常に警戒していたために、人といると同じように警戒してしまいリラックスすることができません。
人に頼ることができない
母親は甘えることを許さなかったために、人に何か頼んだりお願いすることが非常に苦手です。何事も、自分一人でどうにかしなきゃいけないと思っています。
おわりに~毒母の連鎖を断ち切る~
毒母の親も毒母である場合が多く、その連鎖を断ち切れるのはあなたしかいません。
こんなに苦しい思いをしているのに、と母親を憎む気持ちも少なからずあるかもしれません。
しかし、その母親も実はあなたと同じ想いを抱えているのです。今、自分の母親が毒母かもしれないと気付いたかもしれません。抱えていた悩みが一致し、過去のトラウマが蘇ってきたかもしれません。
しかし、それに気付いたらあとは変化あるのみです。少しずつ、自分の人生を歩き出しませんか?
母親に認めてもらう人生でなくていいんです。自分自身で認めてあげる人生が本当は一番楽しくて充実しているのです。