~生きることが辛いと思ったらチャンス、頑張るのやめよ!!~

普通の高校生がうつ病になった。うつ病に隠されていたメッセージとは....

『うつ病辛い!助けて!~どうしようもないときにやり過ごす7つの方法~お家編』

「抑うつ状態」を耐えしのぐ方法~お家ver.~

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うつ病患者にとっての恐怖は、いつ襲ってくるか分からない「抑うつ状態」である。

何の前触れも無く襲ってくる不安や、怒りもやもや

このような感情が湧き上がると心がすり減るだけでなく体全身にも襲ってくる耐えがたい倦怠感と脱力感に、生きることを諦めて逃げ出したいと思うほどだ。

悲しいことにそれはコントロールすることができない。ただただ時間が過ぎるのを待つことしか出来ないのである。

重度のときはこの抑うつ状態が長く時間続いていると思う。今日はちょっと調子がいいから外出しようとしたら急にやってくる時もある。外出先でやってくることだってある。

説明することも難しく、外見に表れないこの辛さをなかなか理解してもらえないのも事実である。

いつどこで襲ってくるかも分からない。学校や仕事中なのか、友人と遊んでいるときなのか、一人自室にいるときなのか、全く予想出来ないのだ。

だからこそとても恐怖だ。ただでさえ物事に備えたり石橋を叩いて渡る慎重なタイプの人がなるうつ病の人は、一度でもそのような辛い体験がトラウマとなり毎日怖くて怯えて生きている人も多いだろう。

日常的に無気力状態で倦怠感でぐったりしているうつ病だが、突如やってくるこの極度の「抑うつ状態」になるとどうもがいても辛さから逃げることが出来ないどころか、もがけばもがくほど深みにはまっていくのだ。

少しでも自分の状況を客観視することで、この時間を出来る限り短い時間にし、出来る限り辛さを最小限に抑えることができるといいと思う。

どう耐えたらいいのかどうやり過ごせるかこの対処法をいくつか知っているだけでも苦しいさを多少軽減できる。それだけで、多少の自信はつくし、なんとか生きていけるかもしれないという感覚を手にすることができる。

自分が今抑うつ状態にあることを認識し、イメージはその意識をずらすということである。そのために私が実践していた幾つかの方法を紹介していきたいと思う。第一弾はお家編です。

 

   

~お家編~

1.大声を出す、叫んで発散する

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 一人で安全な場所にいるのならば、思いっきり大きな声を出しましょう。何でもいいです。

「ああああぁぁぁぁーーー」「うぉぉぉぉぉぉぉーーー」「ばかぁぁぁぁぁーーーー」という言葉にならない気持ちでもいいでしょう。

具体的に何が嫌なのか不安なことがはっきりしている場合は、それを叫んでいいでしょう。慣れるまでは気持ちを制御してしまい、やりづらいと思います。具体的に悩みを叫ぶなんて出来ないと思う人も多いと思います。

まずは小さい声でもいいので、心で思うことよりも言葉として吐き出すということが重要です。

 

 

2.ノートに書き出す

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叫ぶことが難しかったら、ノートに書き出すといいでしょう。頭の中で思考がクルクル回ると負のスパイラルに陥ります。

また、もし大声で悩みを叫ぶことが出来たとしても、ノートにその気持ちを書きとめておくことは実はとても重要な財産となります。それを書き溜めていくことでどんな状況でどんな時に「抑うつ状態」になりやすいのかパターンに気付ける可能性があるのです。

自分なりに自分自身の傾向をつかめると大きな自信になっていくことでしょう。

 

 

3.思いっきり泣く

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 抑うつ状態になると、訳の分からない不安に涙が出てくる人もいると思います。そんなときはグッとこらえずに、溜まっているモヤモヤも悩みも心の中の出し切りたいものを、涙と一緒に全て流しきりましょう。

なんでも溜め込んで我慢すると、爆発してしまいます。

小さいときから、泣かないことが強いことと思い込んでいる人が多いと思います。でも思いのまま正直に、辛いとき辛いと認め涙を流せると、生きる力が再び湧き上がってくるのです。自分に正直に生きるということは、自分自身の気持ちに嘘をつかないことなのです。 

 

 

 4.電話をする

f:id:suzukizuzugi:20170916120738j:plain 誰かと話していると、気が紛れることは誰しも1度は経験があると思います。

しかし家族でも友人でも自分勝手に一方的に電話をすると、迷惑がられてしまうこともあります。それでは余計に落ち込んでうつ状態がひどくなってしまう恐れがあります。

世の中には「抑うつ状態」を理解してくれる人が少ないことや、誤った対応で期待と違うことを言ってくる人もいるということは念頭に入れておくことは大切です。

そのようなリスクがあることを含め相手をしっかり見極め、信頼関係が出来上がっている人に事情をしっかり話してから気持ちを聞いてもらうなど、「抑うつ状態」で余裕の無い状態ではあるけれど相手に対する気遣いだけは忘れないようにしましょう。

 

 

5.ネット検索をする

 

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興味のあることがある人は好きなことを調べたり、youtubeで動画を見たり他のことに集中することで少しでも意識をずらせるといいでしょう。

気をつけたいのが、うつ病についてネット検索することです。ネットはとても便利でとても有効的な手段ですが、落ち込んでいるときは悪い情報ばかりが目に付いてしまい余計に自分を責めてしまい状態が悪くなることもあります。

普段から取捨選択して、情報の全てを吸収しようとせずに、自分にとって有効なものだけを取り入れていくことを心掛けていきましょう。

 

6.TVを見る

 

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これも好きな番組があればそれに集中して気分転換しましょう。私がオススメするのは、お笑い番組やバラエティ番組です。なかなか楽しむことは難しいとは思いますが、フッと笑えることがあると気持ちが軽くなります。

笑うという行為はうつ状態がひどいときにとても大きな効果をもたらしてくれます。

何か好きな番組がある場合は常に録画したりしてストックしておくといいいでしょう。

 

7.寝逃げする

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これは、出来るときと出来ないときがあると思います。眠れてしまえば、少し気持ちが紛れて次に起きたときに少しスッキリしていることがあります。

ですが、辛すぎて眠れないときに、むりやり寝ようとするとかえって目が冴えてしまうことがあります。そんなときは、寝たフリをするのです。寝たフリをするというのは目を瞑って寝ている時と同じように頭の中を空っぽにするのです。無になるイメージです。

これは難しいですが、出来ると少し心を落ち着けることができます。どうしようもないときに試してほしいです。

 

 

~まとめ~

 「抑うつ状態」は言葉でどう説明したらいいか未だに分からないほど、耐え難いものです。

どうにかして!助けて!神様!と私自身何度も何度も祈りました。

この辛さをを少しだけでも、とりあえず今だけでも取り除きたい一心でした。

これらのわたしがやってきた方法は既に試している人も多いと思います。ですが、苦しい時はもう一度騙されたと思った試してほしいです。

1秒だけでもいいのですその積み重ねで、なんとか生き延びてほしいのです。

それが安定してきたらしっかりと根本治療に取り組んでほしいです。

また根本治療に取り掛かると、さまざまな問題にぶつかり、再び「抑うつ状態」になる時もあります。それは悪化しているわけではありません。どんなことを不安に思っているか体が教えてくれているサインなのです。

いろいろな方法を試しながら、毎日をつなげて明るい未来への架け橋にしてほしいのです。

 

 

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