【罪悪感とうつ病は根強い関係】自責の念を捨てて、幸せになる勇気を持とう！
「訳がないのに苦しい。」「もう自分なんて、ダメだ。」と攻めてしまったり、先行きが不安で常に落ち着かなかったり、、、
罪悪感という目に見えないものに必要以上に責め立てられていませんか？
罪悪感に振り回される人生はもう嫌だと思っているのになかなかそのパターンから抜け出せずに困っている方も多いと思います。
そこで今回は、罪悪感を感じる根底を深掘りしていきたいと思います。
罪悪感を手放し、楽になる方法
罪悪感とはどんな感情？
「自分は悪い」
「全て自分のせいだ」
「自分は悪い存在」
「自分なんて価値がない」
という感情が芽生えた時に、「そんな悪い自分は、罰せられなければならない」と考えます。これを罪悪感と呼びます。
罪悪感を感じると苦しくなる仕組み
悪い人間は罪を償わなければならない思っていると、幸せな気持ちになったり楽しんだりすることをダメなことだと思い、自ら幸せを遠ざけて苦しい状況や自分を追い込む状態を作り出そうとします。
●欲しいものがあっても、悪い自分は買うべきではない。
●のんびりしたいけど、悪い自分は一生懸命働かないと許されない。
●楽しんで笑いたいのに、こんな自分は楽しんではいけない。
このように自分自身で責めて、常に負荷をかけて生きることでなんとか悪い自分が許されると感じてしまうのです。
わざわざ自分から、しんどい環境に身をおいたり、嬉しい状況や喜ばしいことがあっても素直に受け取ることができず拒絶してしまうなど、あらゆる方法で自分を苦しめてしまいます。
意識的な範囲で行っている人もいますが、繰り返していると無意識に行うようになり、積み重なると心と体をむしばみ自分の人生が罪悪感に支配されてしまい、「生きている価値がない」「生きている意味が分からない」という最悪の状態まで追い込まれてしまうのです。
罪悪感に苛まれやすい人の特徴
子供時代の家庭環境が大きく影響している場合が非常に多いです。親の言うことが絶対でとても厳しい家庭に育った場合や、ＤＶなどで親の機嫌を伺って育った子など、無償の愛を感じることができずに育つと生まれてきたことさえ罪悪感に感じ、生きているだけで罪悪感を感じてしまうのです。
また恵まれた家庭に育ったとしても、親が干渉しすぎて先回りしてサポートしたり先回りして否定されたりする環境で育った場合も同様で、どちらにも共通する点が自立心を阻害される家庭環境で幼少期を過ごしたことです。
罪悪感を捨てないと幸せになれない理由
いつも幸せになることを恐れていませんか？罪悪感を持ち続けていると、幸せになりたいと心では願っているにも関わらず現実の行動は不幸を呼び寄せることばかりしてしまいます。
少しでも嬉しいことがあると、なんだか悪いことが起きそうで怖くなってしまったり、不幸でいることがむしろ安心な状態だと思い込んでしまっていませんか？
これらは、本来の自分の価値観を見失ってしまっているからこそ生じる考えで、私は幸せになってはいけないと心のブレーキを押さえ続けているのです。
その状態では幸せになりたいという本来の気持ちに反したことをしてしまっていて、頑張っても頑張っても報われないという負の連鎖から抜け出すことができません。
罪悪感を手放す方法
自分で自分を許すことです。簡単に言いましたがこれがとても難しく感じる訳は、罪悪感は悪循環で罪悪感が積み重なってしまっているため、一つの罪悪感を許してもまた次の罪悪感が見えてきてしまうからです。
これまで積み重ねてきたものを一つ一つ丁寧に向き合い許すということをしていくために時間も必要とし、さらに今までの自分の支えであった罪悪感を手放すことは怖くてたまらないことでしょう。
その過程は、罪悪感を抱えて生きていることよりもさらに苦しく感じるときもあり時に逃げ出したくなるかもしれません。しかし、ここで一つ一つ向き合い許していく行為を続けていると、ある時から罪悪感に支配されることがなくなり上手く付き合っていけるようになり、自分の価値観で生きていると感じることができるようになります。
罪悪感を手放すと得られること
◎自分のことが好きになる
◎自分を大切にできる
◎生きることが楽しくなる
◎他人のことも許せるようになる
◎将来に希望が持てる
◎人間関係が良好になる
◎イライラすることが減る
◎自然体に振る舞える
◎自然に笑えるようになる
◎心が軽くなる
罪悪感を抱えていると気付かぬうちに大きな犠牲を払っています。一刻も早く幸せになっていい！楽しんでいい！ことを自分に許可しませんか？
罪悪感とお別れした先の人生は、心もからだも充実感でいっぱいになり、気持ちよく心地よく生きていけるのです。
罪悪感を感じやすいあなたへのオススメ本
北欧スウェーデン式自分を大切にする生き方 心の病を抜け出した夫婦からのアドバイス27
幸せになるための自己啓発本です。日々忙しくすることで心の安定を図っている方や苦しい生き方をやめたいのにやめられない方に、とても突き刺さるアドバイスばかりです。
私自身、我慢して一生懸命やり続けることに疑いもなく何十年も突っ走ってきました。しかもその理由が幸せになるためにやっているつもりでした。
その矛盾に気付きながらもそれを当たり前と思い込んでいる方は、まず自分を大切にすること、そしてそれが家族を大切にすることにも繋がり好循環を生み出してくれることにも気付かされるとても響く一冊だと思います。
北欧スウェーデン式自分を大切にする生き方 心の病を抜け出した夫婦からのアドバイス27
posted with ヨメレバ
マッツ ビルマーク,スーサン ビルマーク 文響社 2017-08-11
終わりに
ちょっとした勘違いや思い込みで幸せになることと遠ざかっているだけで、誰もが幸せになる資格があるのです。
一刻も早くそのことに気付き、新しい自分「幸せに楽しんで喜んで笑っていい自分」になりませんか？
幸せは思っていた以上にあなたの近くで待っているのです。もう遠ざけることはせずに、少し勇気を出して歩み寄って幸せを感じてみてください。そしてずっと気持ちのいい毎日を過ごせますように。
☆参考までに。
